【DEEP JEWELS48】徹底したレスリングコントロール。彩綺の打撃を封じ込めた青野がフルマーク判定勝ち
【写真】青野が倒し、そして返した(C)MATSUNAO KOKUBO
<49キロ契約/5分2R>
青野ひかる(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
彩綺(日本)
開始早々、彩綺が距離を詰めた。シングルレッグで組んだ青野が尻もちを着かせる。立ち上がる彩綺のバックに回った青野が、グラウンドに引き戻してバックマウントを狙う。しかしスタンドに戻った彩綺が正対した。青野は首投げから袈裟固めへ。彩綺が青野の顔面に両足をかける。足を振り払われると彩綺はうつ伏せになり、青野が彩綺の左腕を取ってバックに回る。腰を上げた彩綺を仰向けにさせた青野がバックマウント奪取へ。手首を取っていた彩綺の左腕を十字で伸ばしていくが、彩綺が反転して防いだ。
鉄槌を落とした彩綺が腕を抜いて立ち上がる。足を払われたものの立ち上がった彩綺。青野もすぐにローシングルでグラウンドに戻した。亀になった彩綺に左足を差し入れるが、バックマウントを奪うことができない。彩綺がスタンドに戻して正対し、左ヒザをボディに突き刺す。青野はシングルレッグからバックへ。右足を差し入れた青野がパンチで削っていくも、彩綺がグラウンドのまま正対して初回を終えた。
最終回、彩綺の左ハイをかわした青野がローシングルで入るも、彩綺がスプロールから潰していく。ならばと逆側に回していくも、亀の状態で彩綺の鉄槌を浴びてしまう。すかさず彩綺がバックマウントを奪取し、さらにパンチを落としていく。右腕を首に回し、青野を仰向けにさせる彩綺。青野は体を起こして彩綺の右腕を外し、反転してトップへ。右側へパスして肩固めを狙うも、彩綺がハーフガードに戻す。
彩綺が亀になるとバックマウント奪取に行く青野に対し、彩綺は両足を入れさせない。バックコントロールに切り替えた青野が彩綺を仰向けに返して、サイドで胸を合わせた。左パウンドを落とす青野。彩綺はハーフに戻す。彩綺の左腕を抱えつつパンチを浴びせる青野はバックマウントにこだわるも、彩綺が腰を上げる。青野が試合終了までパンチを浴びせ続けた。