【DEEP Tokyo Impact2025#01】渡部の突進に苦戦も、倉本がカーフを効かせて右ストレートで仕留める
【写真】右ストレートはもちろん、カーフが効いて渡部は立ち上がれなかったか(C)MATSUNAO KOKUBO
<ライト級/5分3R>
倉本大悟(日本)
Def.3R3分10秒 by TKO
トミー渡部(日本)
サウスポーの倉本の左ハイをブロックした渡部が、パンチから突進してケージに押し込む。左腕を差し上げた渡部がヒザを突き上げるが、倉本が体勢を入れ替えた。倉本が右ヒザを打ち返すと、渡部が声を上げた。ローブローにより試合が中断される。ケージ際の差し合いからリスタートされると、ヒザの打ち合いでブレイクが掛かった。再開後、倉本がプレスを掛けて左前蹴りをボディに突き刺す。渡部は体を振って回るも、ケージを背負わされてしまう。突進&パンチで倉本を下がらせる渡部。しかし足を滑らせ、倉本にサッカーボールキックを狙われてしまう。
立ち上がった渡部をケージに押し込んだ倉本。体勢を入れ替えた渡部が、ヒザを突き刺しながらバックも狙う。離れる倉本を追いかけるが、距離ができると倉本が蹴りを散らす。渡部の右クロスがクリーンヒットし、ダウンを奪う。
すかさずトップに回りパウンドを落とすが、倉本はレッスルアップから立ち上がる。突進してくる渡部に右ストレートを浴びせるが足を滑らせた倉本に対し、すかさず渡部がバックに回ってRNCへ。うつ伏せになった倉本にパンチの連打を落とす。倉本が体を起こすも、バックをキープしている渡部はボディトライアングルからRNCを狙って初回を終えた。
2R、倉本がプレスをかけて渡部にケージを背負わせる。左ジャブを返す渡部。倉本がカウンターで左ハイを合わせていく。右ローを当てる倉本だが、渡部の右ストレートをもらってしまう。ケージ中央まで戻した渡部は、右ストレートを顔面、ボディへの散らす。倉本は右を打って離れるも、渡部も右を伸ばす。引きが速いパンチに切り替えた倉本は、右カーフからコツコツと拳を当てていく。
カーフを受けた渡部の動きがやや止まる。しかし右カーフに右ストレートを合わせてから組みついた渡部は、ボディロックで倉本をケージに押し込んでいく。背中を見せた倉本に対し、足を差し入れた渡部は左右に揺さぶる。ケージを掴んでしまいそうな倉本を引き倒し、ボディトライアングルからパンチで削った。
最終回、倉本が蹴りを上下に散らす。渡部も左ジャブを返すが、右ストレートまでは届かない。倉本は右カーフを連打し、渡部の左足が赤くなっていく。渡部のワンツーをかわし、右カーフを打ち込んでは下がる倉本。追いかけて来る渡部に対し、右に回った倉本の右ストレートが渡部のアゴを打ち抜く。ダウン→亀になった渡部に倉本がパウンドを追撃すると、レフェリーが試合をストップした。