【Breakthrough Combat03】プログレス初戦、引き込んだ大脇が中島を腕十字で下す
【写真】チョイ・バーで左腕を取った大脇が腕十字でフィニッシュ(C)MMAPLANET
<Progressフェザー級/5分2R>
大脇征吾(日本)
Def.1R3分44秒 by 腕十字
中島太一(日本)
打撃ではサウスポー、組みのおいてはオーソの大脇に、中島がプレスをかける。大脇にケージを背負わせた中島だが、首をもられ体勢を入れ替えられた。離れた両者、中島が再び大脇をケージに押し込み、左足をシングルレッグで抱えた。ここはテイクダウンを諦めて離れた中島。再び組み、右足を差し上げて押し込むと、大脇が引き込んだ。
2pを中島に献上した大脇が下から三角絞めを狙う。立ち上がった中島に対し、大脇はシッティングガードで両手を伸ばす。ラウンド残り2分で中島が大脇のガードの中に入った。Zハーフガードの大脇は足を上げ、中島の左腕を取ってチョイ・バーの体勢に。腹ばいの中島の左腕を十字で伸ばしてタップを奪った。
プログレス初戦で中島を下した大脇は「緊張しました(苦笑)。立ち技が得意じゃないので、柔道の頃から寝技が好きなのでグラップリングを始めました。(フィニッシュは)得意な形で普段から取っています。こういう大会に継続して参加できればと思います」と笑顔で語った。