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【PFL Road to Dubai CS】マゴメドフが約2年ぶりのMMA復帰戦で11連勝中のケリーにRNCを極める

【写真】1R序盤こそ動きが固かったマゴメドフだったが、試合が進むにつれて動きが良くなっていった(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(ロシア)
Def.2R4分22秒by RNC
ネイサン・ケリー(アイルランド)

互いに右ローとカーフを蹴り合い、マゴメドフがサウスポーにスイッチして左ミドル。ケリーはアウトローを蹴って右ストレート。マゴメドフは組みついてヒザを蹴って離れる。マゴメドフがワンツー、ダブルレッグからバックに回ってテイクダウンするが、ケリーもバックコントロールは許さずにケージを背にして正対する。ここでケリーが右ヒジを当てると、マゴメドフが距離を取って下がる。ケリーがすぐに打撃で追いかけると、マゴメドフが引き込み気味に下になる。

ケリーはヒジを落としつつバックにつくが、マゴメドフもケリーの足をフックを外して正対し、ケリーをケージまで押し込む。ここでマゴメドフのヒザ蹴りがローブローとなる。再開後、すぐにマゴメドフがダブルレッグでテイクダウンを奪い、ケージを背にするケリーの両足を自分の両足で束ねてパンチを入れつつバックへ。正対するケリーだが、マゴメドフはニアマウントの状態まで持ち込んで、背中越しに右手を回してケリーの右手を固定。ここから細かくパンチを落とす。

2R、じわじわとプレッシャーをかけるマゴメドフがジャブからダブルレッグに入る。両腕をクラッチしてケリーに尻餅をつかせ、自分の両足でケリーの両足を束ねる。ケリーが足を抜いて立とうとすると、マゴメドフはケリーの左足を両足フックして寝かせようとする。ケリーが背中を見せるとマゴメドフがバックに回る。

それを嫌ったケリーが正対するとマゴメドフがニアマウントからパンチを落とし、引っかかっていた左足を抜いて完全にマウントポジションを奪う。ここからマゴメドフはヒジとパンチを落とし、最後は腹ばいになったケリーにRNCを極めてタップを奪った。約2年ぶりのMMA復帰戦となったマゴメドフが11連勝中のケリーから一本勝ちを収めた。


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