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【RIZIN DECADE】元谷がバックコントロール&キープで秋元を撃破。3.30香川大会で王者・井上に挑戦

【写真】3Rに秋元の打撃を受ける場面もあったが、それ以外は安定の試合運びで勝利を掴んだ(C)RIZIN FF

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
Def.3-0
秋元強真(日本)

サウスポーの秋元に対し、元谷が右ミドルと右ストレートで前に出る。秋元は左ストレートを返し、プレッシャーをかけてインロー。元谷もインローを返すが、秋元がワンツーで前に出ていく。秋元は元谷の蹴り足をキャッチして右アッパー、蹴り足を離すと右フックで前に出る。元谷は右ボディストレートから左フック、そのままダブルレッグでコーナーまで押し込んでテイクダウンするとバックへ。秋元も両足をフックさせずに立ち上がって正対する。

元谷は四つでロープに押し込んで再びテイクダウンすると、秋元の左足を超えてハーフガードでトップキープする。元谷は細かくパンチを入れ、秋元も両足を入れてガードに戻す。元谷はパンチを落としながら、今度は右足を超えてハーフガードでトップキープする。ここで元谷が秋元の首を抱えてギロチンを狙いながらマウントへ。元谷は腕を外してマウントキープに切り替えて、最後はバックキープしてラウンドを終えた。

2R、ここも秋元が先にプレッシャーをかけていく。元谷は右からパンチを見せてダブルレッグで秋元をロープまで押し込む。ここから四つで組んでテイクダウンしながらバックにつく。元谷はシングルフックでバックキープする。

秋元が腰を上げて立ち上がると、足を外してスタンドでバックキープしてグラウンドに寝かせて足を四の字フックしてパンチを入れる。元谷は左腕を首に巻いて右でパンチを入れる。元谷はしつこくバックキープを続け、ラウンドの中盤以降は元谷がバックキープしたままラウンド終了となった。

3R、すぐにパンチでプレッシャーをかける秋元。元谷が右からパンチをまとめる。秋元はそこにヒザ蹴りを狙いつつ、元谷をコーナーに詰めて左フックを打ち込む。元谷が組もうとするタイミングで秋元が左のテンカオ。ここから元谷をコーナーに下がらせて左ヒザ蹴り、左ボディ。これを受ける元谷だが右ストレートから距離を詰めてダブルレッグに入ると、コーナーに押し込む。

ここから元谷がバックにつくと秋元をテイクダウンして足を四の字フックする。元谷はしつこくRNCを狙いながらバックキープし、秋元が腹ばいになると一気にパンチをまとめる。残り10秒を切ると元谷がパンチを連打し、最後はツイスターを狙ったところで試合終了となった。

判定は3-0で元谷が勝利。無敗の秋元に初黒星をつけ、王者・井上直樹への挑戦権を勝ち取った。試合後、RIZIN榊󠄀原信行CEOと井上がリングに上がり、3月30日(日)あなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50での井上×元谷のタイトルマッチを発表した。


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