【Colors04】テイクダウンを奪った杉本を高本が下からコントロールし、痛み分けドローに
<ストロー級/5分2R>
高本千代(日本)
Draw.0-0:19-19.19-19.19-19.
杉本恵(日本)
サウスポーの高本が右に回り、右ローでけん制する。組んだ杉本が左腕を差し上げ、高本をコーナーに押し込んだ。高本がバックに回る。右オーバーフックで耐える杉本をコーナーに押し込んだ高本が、ボディにヒザを突き刺して削る。杉本が正対すると、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、杉本の右スピニングバックフィストがヒットする。
しかし2発目をブロックされると、杉本が組んだ。右腕を差し上げ、ロープに押し込む。高本が右腕を差し返し、左右に揺さぶっていく。レフェリーがブレイクをかけると、再開後に高本が左ハイを当てた。
最終回、高本が右に回りながら右ロー、左ハイを見せる。杉本はボディロックで組み、しっかりと背中を着かせた。高本はハーフガードに。高本の頭部がロープの外に出たため、ドントムーブから再開される。杉本は抱えられている手首を切りながらパウンドを浴びせていく。高本が足を上げて左腕を取るも、杉本が立ち上がった。
再びガードの中に入った杉本に、高本が下から鉄槌とヒジを入れる。手首を押さえられた杉本は、高本の鉄槌とヒジを受け続ける。杉本もリストコントロールを外してパウンドを落とすも、すぐに再び手首を抱えられて後続打がない。杉本が右手首を切ってパスを仕掛けると、高本が左腕を狙う。杉本をガードの中に戻した高本は、杉本の手首を抱え、足を利かせ続けた。
裁定は両者が1ラウンドずつ取り合う形でのドローに終わった。