【Breakthrough Combat01】テイクダウン2pで林を下した19歳の有松「ボグダノフ選手に挑戦を」
【写真】有松のセコンドには森戸新士がついた。しっかりプラン通りの戦いか(C)MMAPLANET
<Progressミドル級/5分2R>
有松息吹(日本)
Def.2-0
林源平(日本)
サウスポーに構える有松が右足で足払い。ケージまで下がった林が、頭を下げて前に出る。組んで右腕を差し上げた有松がドライブするも、林がアームドラッグから横に抜けた。押し込んでくる有松を捌く林だが、いなされケージを背負ってしまう。林が前に出ると、有松がいなしてケージに押し込んだ。崩してバックを狙う有松。すぐさま林が背中をケージに着けた。
右腕を差し上げ、相手の右手首をコントロールする有松。しかし攻めきれずに一度離れる。距離が近くなると有松が、いなしてバックを狙う。林もすぐに正対する。残り30秒で有松が、いなしてからバックに回り、右オーバーフックで守る林をテイクダウンして2Pを獲得した。
最終回、手四つで探る両者。林が前に出るも、ケージを背負った有松が右に回る。林の頭が有松の顔面にぶつかり、バッティングのため有松に休憩が与えられる。試合再開後、やはり有松が、いなし&バックを狙う。手四つから突き放す林がダブルレッグを狙うも、これは浅かったか。バックステップでかわした有松が、手四つから林をケージに押し込む。右腕を差し上げた林は頭をおっつける。林が有松の右手首を押さえて差し替えると、有松が離れた。
ケージ中央で組み合いから、有松が足払いを仕掛ける。スタンドでいなす有松が、再び林をケージに押し込んだ。右腕を差し上げる展開は変わらず。林は離れ、シングルレッグで飛び込んだ。有松はカウンターでアナコンダを仕掛けるも、これは林が体を起こして防いだ。残り1分30分で林が押し込んでいくも、有松がかわし続ける。頭を着けて押し込む林。しかし有松が2Pで逃げ切った。
19歳の柔術家、有松はインタビューで「相手は凄く力が強くて、圧が凄かったです。これからは力を強くしたり、体重も増やしたいです。次はグラント・ボグダノフ選手に僕の挑戦を受けてほしいです」と語っている。