【DEEP JEWELS46】打ち合いから組み&打撃=MMAストライキング。HIMEが彩綺にフルマーク判定勝ち
【写真】スタンドだけではない全局面での打撃が求められる。それがMMAだ(C)MMAPLANET
<49キロ契約/5分3R>
HIME(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
彩綺(日本)
サウスポーの彩綺が一気に距離を詰めて、HIMEにケージを背負わせた。しかし彩綺が下がってケージ中央へ。再びジリジリと詰めてい彩綺に対し、HIMEが左に回ってケージ際を脱する。HIMEが右ストレートから連打で彩綺を下がらせた。ケージを背負い、ミドルを放ちヒジ打ちも見せた彩綺に組みつくHIME。切り返した彩綺が首相撲からヒザを突き上げる。押し込まれたHIMEが左に回って逃れた。打ち合いから組みつき、HIMEがボディロックでケージに押し込む。ダブルレッグからシングルレッグと揺さぶるHIMEを、彩綺が突き放した。
ケージ中央で左ミドルから左ストレート、右フックへと繋げる彩綺。HIMEの右も彩綺の顔面を捉える。下がりながらHIMEが右ストレートを突き刺すと、彩綺の動きが止まる場面も。彩綺の左ローにHIMEが右ストレートを合わせた。彩綺の左ヒザがHIMEの顔面に突き刺さるも、続く右ミドルをキャッチしたHIMEが右ストレートを叩き込み、グラウンドでパウンドを連打し初回を終えた。
2Rも彩綺がHIMEにケージを背負わせる。ここでレフェリーが試合を中断した。互いに手を広げていたためにアイポークの警告が与えられている。再開後、彩綺のパンチが顔面を捉えるが、HIMEはボディにパンチを打ち込む。右ストレートを当てたHIMEが、さらに連打を浴びせる。ケージ中央で左ミドルハイを見せた彩綺が、HIMEの右をバックステップでかわす。蹴りを上下に散らす彩綺は、距離が近くなると右腕を差し上げてHIMEをケージに押し込んだ。首相撲からヒザを打ち合う両者。彩綺が離れて、再びプレスをかける。
左ミドルを放った際にバランスを崩した彩綺に、HIMEが襲い掛かる。立ち上がった彩綺だが、ケージに詰められてHIMEの連打を受けた。ボディロックでケージに押し込んだHIMEをこかそうとした彩綺だが、バックを狙われる。正対した彩綺は首相撲へ。HIMEはシングルレッグからハイクロッチに、さらにボディロックと揺さぶる。彩綺が左足を差し入れてバックから右ハイを浴びせるも、HIMEがケージに押し込みハイクロッチでテイクダウンを狙う。これを凌いだ彩綺がヒジを連打した。
最終回、ジャブの打ち合いからHIMEが右ストレートを強振する。彩綺がプレスをかけるも、HIMEが回ってケージ中央を取る。三日月蹴り、左ミドルハイと蹴りを散らす彩綺に対し、HIMEは左ジャブを突く。彩綺の左ストレートがHIMEの顔面を捉えた。ヒザ蹴りのフェイントから彩綺が前に出る。しかしHIMEがパンチの連打を浴びせていく。ここでマウスピースに何かあったか、HIMEがタイムを要求した(※試合後のコメントで、HIMEの差し歯が飛んでいたことが判明した)。
再開後、彩綺の左ミドルをもらったHIMEが左右ストレートでケージに追い詰める。左腕を差し上げ、クラッチしたHIMEが右ヒザを突き上げた。彩綺が切り返して離れた。疲労が見られるHIMEに彩綺がパンチを打ち込んでいく。下になったHIMEはケージに頭をつけて三角をセットアップし、彩綺の顔面にヒジを突き刺す。トップに回ったHIMEがパンチを落として試合終了のゴングを聞いた。
裁定はジャッジ3名ともHIMEのフルマーク。HIMEがMMAストライキングを見せて判定勝ちを収めた。