【UFC ESPN62】マグニーのケージレスリングを右回転拳で打ち砕く。無敗モラレスがランキング入りへ
<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
Def.1R4分39秒 by TKO
ニール・マグニー(米国)
マグニーが飛び出して距離を詰める。左のガードを固めたモラレスが右ローを放つと、マグニーもローを返した。マグニーの右ローをチェックしたモラレスがプレスをかけていく。モラレスの右カーフがクリーンヒット。サウスポーへのスイッチも見せるモラレスの右カーフを食らったマグニーが、一気に前に出る。バックステップでかわしたモラレスだが、ケージを背負ったところで押し込まれる。バックに回ったマグニーは右足を差し入れた。モラレスが振り落とそうとするも、マグニーが耐える。マグニーはクラッチを切られそうになると、インサイドからのアッパーで削りに行く。
ここでモラレスが右スピニングバックフィスト! この一撃でマグニーは背中からダウンする。すぐにトップに回ったモラレスがパウンドで削るもマグニーのディフェンスが固い。ならばと一度離れたモラレスが、立ち上がってからパス→マウントに移行してパウンドを連打する。防戦一方になったマグニーが背中を見せると、バックマウントから体の伸ばしてパンチを浴びせ続け、レフェリーストップを呼び込んだ。
これでオクタゴン5連勝、MMAレコードは17戦無敗で、さらに初のランカーとの試合を制したモラレスは「スピニングバックフィスト? 流れで出た。ケージ際では凄く強いから、恐れていたんだけどスピニングバックフィストを打つチャンスを見つけることができた」と語った。