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【UFC ESPN62】いつ? そして誰以来?? マイロン・サントス、トップ戦線入りが期待されるTUFウィナー誕生

<TUF32フェザー級決勝/5分3R>
マイロン・サントス(ブラジル)
Def.2R1分30秒by KO
カーン・オフィリ(豪州)

ワンツーで右を振るうサントス。ヒザ蹴りは外れ、オフィリが組んでいく。回って離れたサントスは、オフィリのステップインに右を合わせる。ここからヒザを狙ったサントスは、カウンターを当てきれず組まれてケージに押し込まれる。それでもワキを簡単に差させず、右エルボーを入れて離れると、右前蹴りをボディに入れる。ステップインにジャブを受け、カーフで姿勢を見出したオフィリは、懸命に前に出てもサークリングでかわされる。

オフィリは引き続き右を被弾し、カーフで尻もちをつかされる。サントスは懐に飛び込まれると、拳を上げてガード。オフィリもカーフに右を合わせるものの、前足は蹴られておりラウンドの最後に右ハイを受けそうになった。

2R、リードフック、カーフと攻勢を維持するサントスは、クリンチで押し込まれてもすぐに距離を取り直す。二段蹴り、前蹴りを入れ、構えを変えるようになったオフィリにスーパーマンパンチを見舞う。オフィリも左を振るって前に出て、ワンツーへ。右に回りつつ同じくワンツーで迎え撃ったサントス。互いに右は空振りとなり、返しの左フックを打ち抜いたサントスがKO勝ちでTUF32フェザー級ウィナーに。

このところ再生バージョン以外ではUFCロースターとの力の差が感じられるTUF優勝者が続いたが、サントスは久しぶりに上位に絡んでいくことが期待される素材だ。そのTUFウィナーは「夢が叶って、言葉がないよ。このためにずっとやってきた。ずっとパンチを磨いてきた。1日に2度練習を続けて。僕はシン・アレックス・ペレイラだ。あなたのようにTUFウィナーからUFCにチャンピオンになる」とTUF03ウィナーからミドル級王者に上り詰めたマイケル・ビスピンのインタビューに答えた。


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