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【Pancrase346】打撃と組みを混ぜた前田が1・2Rのリードを守り切って増田大河に判定勝利

【写真】前田がサウスポーからの打撃と組みを上手くミックスして試合を有利に進めた(C)MMAPLANET

<58.55キロ契約/5分3R>
前田浩平(日本)
Def.2-0:29-27.29-27.28-28.
増田大河(日本)

サウスポーの前田がジャブを見せて左ハイとインロー、増田もインローを返して距離を詰める。離れた前田が左ストレートを当てて左ミドル、増田はスイッチして右フックと右ミドル。前田は左ミドルを蹴ってダブルレッグに入ってケージへ。増田は左膝を立ててケージに体を預けて左のパンチを落とす。

前田は増田の体を寝かせつつ、スタンドでバックにつく。前田は左足を増田の左足に深くフックしつつ、左足を増田の奥足(右足)にひっかけてグラウンドに寝かせる。この流れで前田がバックを取ると右腕を深く入れてRNCへ。かなりタイトに極まるが増田も腕のクラッチを必死に外し、前田がパーム・トゥ・パームに切り替えるが、このままラウンド終了。ジャッジ3名とも10-9で前田のラウンドとした。

2R、いきなり増田が右の飛びヒザ蹴り。距離が離れると増田が右フックも見せるが、前田も左ストレートを返して組みつく。ケージで四つの攻防になると、増田が入れ替え直して距離を取る。前田は左ストレートを伸ばしてシングルレッグに入り、そのまま増田をケージに押し込む。増田がケージに体を預けて立ち上がると、前田が四つ組みから後方にテイクダウンする。

一旦、前田がインサイドガードに収まり、増田がガードポジションからパンチを入れる。前田は右腕を差して上体を押さえ、増田の右足をまたいでハーフガードでトップキープする。前田はパスガードに成功し、左でヒジを落とす。増田は背中を見せつつ立ち上がり、前田がそのままバックへ。増田は後方の前田にヒジを入れる。2Rはジャッジ2名が10-9で前田、1名が10-9で増田とした。

3R、前田が左ミドル。増田が右のパンチで飛び込むと、前田が組みついてケージに押し込む。ここから前田がテイクダウンを奪うが、増田が脇を差して立ち上がると、前田がギロチンを狙う。頭を抜いた増田はすぐにヒジを打つ。前田が左ストレートとシングルレッグに入り、それを切った増田が右ボディを打ち込む。さらに増田は組みつく前田にヒザを入れ、組みを切って離れる。増田が右のヒザ蹴り、右ボディと右ハイ。前田は左ストレートと組みを混ぜて前に出て、増田は距離を取って右ストレートを狙い、前田のダブルレッグを切ってヒザ蹴りを放つ。

これが反則のグラウンド状態でのヒザ蹴りだったため、前田にはインターバル、増田には減点1が与えられる。スタンドでの再開後、増田が右ミドルを蹴る。前田は前に出てくる増田に右フック・ジャブを合わせる。増田は右ハイ、右ストレート、右ヒジ。前田はケージ内をサークリングする。前に出続ける増田が右ストレートと右ヒジ、前田が組みついて増田をケージに押し込む。ここは増田もテイクダウンを許さず離れ、増田が右フックと右のヒザ蹴り。前田はシングルレッグで組みついてケージに押し込んで試合終了。前田が判定勝利を収めた。


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