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【UFC ESPN60】ジャンジローバがレモスに腕十字で一本勝ち!4連勝で王者ジャン・ウェイリーに挑戦表明

<女子ストロー級/5分5R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
Def.2R4分48秒 by 腕十字
アマンダ・レモス(ブラジル)

両者ともに構えを細かくスイッチする。ジャンジローバはレモスがオーソッドックスになったところにダブルレッグに入り、レモスが右腕をジャンジローバの首に手を巻いてギロチンを狙う。

ジャンジローバはレモスの右足を超え、頭を抜いて両脇を差してハーフガードでトップキープする。レモスの上体をがっちりと固めるジャンジローバ。レモスがケージサイドまで移動すると、腰を上げてパスガードを狙うが、レモスがブリッジを効かせてジャンジローバを後方に返してトップポジションを取り返し、バックを狙う。

ジャンジローバも左手をついて身体を起こして中腰になり、レモスの身体を前方に落とそうとする。ここでレモスは自らハーフガードに引き込むような形で、右腕で股をすくって上のポジションを取る。ジャンジローバはすぐにレモスの右足をとってヒザ十字へ。

レモスがジャンジローバの左足にアンクルホールドを仕掛ければ、ジャンジローバもレモスの左足にアンクルホールドを狙う。レモスが足を抜いてトップキープしてヒジを落とし、ジャンジローバはレモスの足元に潜ってバックへ。レモスが立ち上がると、ジャンジローバがスタンドでバックをキープし、ラウンドを終えた。

2R、ここも両者が小刻みに構えをスイッチする。サウスポーのレモスが左ミドルと左ストレート、オーソドックスに戻して右ミドルを蹴る。レモスがサウスポー、ジャンジローバがオーソドックスの喧嘩四つになると、ジャンジローバが前足を踏みにいく。距離を取ったレモスが左ストレートを伸ばすと、ジャンジローバはパンチからダブルレッグへ。レモスをケージまで押し込むと左足にシングルレッグに入ってテイクダウンを狙う。

レモスは倒れ際にジャンジローバの身体を後方に返しつつ立ち上がり、ジャンジローバの左腕にキムラロックを狙う。ジャンジローバが後方に倒すようにテイクダウンを狙い、一度は下になるも右腕を差して立ち上がる。レモスも左腕を小手に巻いて上を取ろうとするが、ジャンジローバがバックを取ることに成功する。

ここからジャンジローバは右腕を深く入れてRNCを狙いつつ、残り30秒を切ったところで左腕に腕十字へ。これをがっちりと極めて、レモスからタップを奪った。これで4連勝となったジャンジローバは王者ジャン・ウェイリーへの挑戦をアピールした。


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