【UFC ABC06】シャラ・マゴメドフ、トロッコリのTD狙いを徹底して切り、パンチのラッシュで快勝
<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
Def.3R2分27秒by KO
アントニオ・トロッコリ(ブラジル)
ケージを背負って回るシャラに対し、トロッコリが右を連続で振るって組みつく。左腕を差してケージにシャラを押し込むトロッコリが、細かいパンチを入れる。シングルをケージを背負って耐えるシャラ。レフェリーがブレイクを命じる。シャラは右ストレートをヒットさせ、サイドで関節蹴りを4連続で見せる。
思い切り右カーフを蹴るシャラは、ワンツーで右を打ち込む。トロッコリは組んでケージへ。ボディロックからアンクルピックにも倒されないシャラ、そのままラウンドが終わった。
2R、サイドキックを腹といれ、顔面を狙ったシャラ。鋭い右カーフを蹴ると、トロッコリが姿勢を乱す。待っすく組まれても回って離れたシャラが、右カーフを続ける。さらにサイドキックで腹を蹴り、トロッコリのワンツーを左に回ってかわす。スイッチしたシャラが、ステップインしながら左を決める。トロッコリは初回と同じように組んでクリンチも、シャラはケンケンで防御する。と、テイクダウンされそうになり思わずケージを掴んでしまう。レフェリーが流し、両者が離れるとシャラは右で圧を掛ける。ダブルレッグを切り、殴ったシャラはこの回も取った。
最終回、「1回のテイクダウンで、全て変わる」という指示を受けたトロッコリだったが、サイドキックから前足を蹴られる。シャラは左の蹴りから、左リードフックを当てる。ステップインを受け止めたトロッコリだが、直後にワンツーを被弾する。シャラは右ロー、スイッチして後ろ回し蹴りやスピングバックフィストを繰り出し、ダブルレッグを切ると右を当てる。下がってケージに詰まったトロッコリにボディから左右のパンチを纏めると、最後は左を打ち抜下KO勝ちした。