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【UFC ESPN57】パンチを当てて着実にスコアしたマイルス・ジョンズが、3-0でアンドレージ下す

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
Def.30-27.30-27.29-28
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)

様子見のなかでアンドレージが左インローを蹴る。ジョンズも右ローを返し、右オーバーハンドを振るう。重心を落とすフェイクのジョンズにが、左リードフック。上体を振って前に出るようになったアンドレージの左に、ジョンズが右を被せていく。ジョンズは左ジャブを届かせるなど、手数が少ない試合のなか精度で上回る。

アンドレージは右アッパーで飛び込み、左を入れる。右を返したジョンズが右カーフ、姿勢を乱したアンドレージの右オーバーハンドは届かない。アンドレージの左にジョンズが左を合わせる。アンドレージは飛びあがってスピニングバックキックも、ジョンズがブロックする。ワンツーから左ハイ、関節蹴りを見せたアンドレージは最後に組みつくが、すぐにジョンズが離れ時間となった。

2R、ジャブを当てたジョンズが、右ボディを入れる。さらに右カーフを蹴ったジョンズが左リードフックで前に出る。アンドレージは右フックを空振りし、そこに右を被弾。ジョンズは右アッパー、左フックと攻勢に。続いてジャブ、右オーバーハンドのコンビを決めたジョンズが試合をリードする。ケージに詰まったアンドレージは右に回りながら、左を当てる。と、跳びヒザを当てたアンドレージはジョンズのシングルを切る。ジョンズは腹に前蹴りを入れ、右カーフへ。そして踏込みに右を打ち込むと、ダルブジャブから右をヒットさせた。残り1分、アンドレージは空振り後に、ジョンズのパンチを受けることが多く劣勢のなかで、スピニングヒールキックや跳びヒザと大きな動きを見せた。

最終回、ペースを変えたいアンドレージだが、やや遠めの距離で頭を動かして飛び込むという動きに変化はない。サイドステップにジョンズがかわし、ケージまで突っ込んだアンドレージは右オーバーハンドを受けて、姿勢を乱す。ジョンズはここでシングルレッグを選択するが、アンドレージが切る。ジョンズは左ジャブを決め、逆転に繋がるような攻撃は一切受けないままで、残り2分半に。左から右で前に出るアンドレージに対し、ガードしたジョンズが右に回り、続くステップインでアッパーを決める。

この回も着実にポイントを重ねていくジョンズは、アンドレージに打たせてカウンターを狙う。と、アンドレージは飛びヒザ、ここで流れが変えたい。続いてスピニングヒールキックから左で飛び込むと、ジョンズはシングルでペースを譲らない。互いに「来い」と声を挙げてからの最後の打ち合いは、力任せでクリーンヒットはなくタイムアップに。

結果、ジョンズが3-0で判定勝ちを手にした。


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