【UFC ESPN57】インドネシアのナショナルヒーロー、サラギ。三角をスラムし、ウィルソンに腕を極められる
<フェザー級/5分3R>
ウェスティン・ウィルソン(米国)
Def.1R1分49秒by 腕ひしぎ腕固め
ジェカ・サラギ(インドネシア)
インドネシアのTV局がサンディエゴにジムを創り、地方行政のバックアップを受けるサラギ。まさにインドネシアのMMAをリードする存在となったファイターが、まずワンツーで前に出る。組んだウィルソンだが、サラギは逆に投げを打って距離を取り直す。右ストレートで飛び込んでサラギに再び組みついたウィルソンはシングルレッグからリフトしてテイクダウン。スクランブルでギロチンをかけるが、サラギが頭を抜く。ボトムのウィルソンのトライアングル狙いをスラムしたサラギだが、これで逆に三角のクラッチが完成してしまう。タイトにセットされ、腕を極められたサラギはタップを強いられた。
これがサラギの現実といえるが、インドネシアのMMAの発展を考えると、今後はどのようなマッチメイクされるか。UFCのかじ取りも気になる。