【UFC ESPN56】約20㎝の身長差をはねのけ、バックリーがルジボエフを判定で下して4連勝
<ウェルター級/5分3R>
ジョアキン・バックリー(米国)
Def.3-0:30-27.30-26.29-26.
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
身長178㎝のバックリーと196㎝のルジボエフ。サウスポーのバックリーに対し、ルジボエフが右の前蹴りを放つ。バックリーは離れた位置からジャブ、左で飛び込むチャンスをうかがう。ルジボエフはバックリーのステップインに右ストレートを狙う。バックリーがダブルレッグに入るタイミングで、ルジボエフが右のヒザ蹴り。バックリーがそのままテイクダウンを奪う。インサイドガードでトップキープするバックリー。一旦立ち上がると、ルジボエフもすぐに立ち上がる。
そこにバックリーは右フックから飛び込んでパンチをまとめる。ルジボエフもパンチをまとめて右のヒザ蹴り。先ほどと同じようにバックリーがダブルレッグでテイクダウンする。ガードポジションのルジボエフが下から腕十字を狙うと、バックリーが立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、ルジボエフがバックリーのステップインに右ストレートを狙う展開が続く。バックリーがパンチからスピニングバックキックを放つも空振り。ルジボエフは二段蹴りを放つ。
2R、バックリーが前進して左ミドル、右ローを蹴ると、ルジボエフが右ストレートを合わせる。今度はルジボエフが右ミドルを蹴り、バックリーが蹴り足をキャッチするようにダブルレッグでテイクダウンする。ルジボエフは下からパンチを放ち、バックリーが立ち上がると蹴り上げ→立ち上がる。ルジボエフは右ストレートからパンチをまとめ、バックリーは左の前蹴り、右フックから距離を詰めていく。
ルジボエフはそこに右アッパーを合わせ、距離が離れると右ストレート・右の前蹴りを伸ばす。なかなか距離を詰められないバックリーだったが、ルジボエフをケージに押し込むと四つ組みからテイクダウンしてサイドへ。バックリーが鉄槌を入れ、マウントポジションを取ろうとするが、ルジボエフがガードポジションに戻す。バックリーがパンチを落とすと、ルジボエフがカウンターの腕十字を仕掛ける。
3R、バックリーが構えをスイッチし、ルジボエフは右カーフを蹴る。バックリーが構えを戻すとルジボエフワンツー、右ストレートで飛び込む。そこにバックリーが右フックを合わせ、追撃で右フックでダウンを奪う。パウンドで追撃するバックリー。ルジボエフも蹴り上げから後転して立ち上がる。ルジボエフは距離を取って右ストレート、右ヒザ蹴り、右前蹴り。バックリーは再びルジボエフの右ストレートに右フックを合わせ、そのままグラウンドで上を取り、一気にマウントポジションへ。
ここからバックリーがパンチとヒジで攻め込む。ルジボエフは半身になって、バックリーがバックを狙ったところで、ルジボエフが正対してインサイドガードでトップキープする。ルジボエフが右のパウンド、ハーフからヒジを落とす。バックリーも脇を差して起き上がるとスクランブルの展開からバックリーが上のポジションを取りかえす。
サイドポジションをとったバックリーがパンチを連打。ルジボエフも必死にガードに戻す。バックリーはパンチをボディと顔面にパンチを落とす、ここでルジボエフがグラウンド状態で顔面を蹴ってしまい、インターバルが与えられる。試合はスタンドで再開となり、ルジボエフの右ミドルにバックリーが右フックを合わせる。
ここで試合終了となり、ルジボエフのロングリーチに苦しんだバックリーだったが判定勝利を収めた。