【PFC32】3月地方大会ラッシュ=先陣を切るPFCで渡部修斗は半年&飛田拓人は16年振り、一夜限りの復帰戦
【写真】おい、もう復活かという声があることは十分に理解しつつ義理を果たす渡部修斗(C)MMAPLANET
2日:修斗LIVE! TOKYO、3日:GLADIATOR025 & PFC32、9日:DEEP、10日:GRACHN X BRAVE FIGHT & NEXUS、17日:DEEP OSAKA、23日:RIZIN LANDMARK & 修斗、24日:DEEP TOKYO & DEEP JEWELS and FORCE、31日:Pancrase & Bloom FCと、3月はMMAイベントが目白押しだ。
Text by Manabu Takashima
加えて札幌、大阪、長野、神戸、高松、福岡という首都圏外で多くの大会が開かれ、その先陣を切るのが3日(日)に札幌市北区のPODアリーナで開催されるPFC32だ。
そのメインはPFCバンタム級選手権試合でチャンピオン渡部修斗、亀松寛都の挑戦を受ける。渡部といえば昨年8月のNEXUS32で引退試合=同選手権試合に挑み、ベルト奪取&引退したばかりだ。
グラップリングでは現役続行を宣言した渡部は、王座の義務を果たすために1度限りのカムバックファイトに臨む。チャレンジャー亀松は元フライ級王者で、国内メジャー出場を目指し、バンタム級転向2戦目でベルトに挑むこととなった。
渡部が一夜限りとはいえ約半年でケージに戻るのに対し、彼のもともと所属していたストライプル新百合ヶ丘の飛田拓人代表は2008年4月以来、実に15年11カ月振りの現役復帰を果たす。
タクミ、門脇教祖、朴光哲、マルース・クーネン夫=ウーモア・トロンペットら錚々たるファイターと戦ってきた飛田が、今回がデビュー戦となる佐藤力斗と対戦する。その佐藤は「柔術黒帯のおじさんファイターらしいんですけど、すぐ倒して勝ち上がります。KOしちゃいます」と尊敬心の欠片もないコメントをリリースに寄せている。
札幌市西区出身の飛田が、最初で最後の凱旋マッチでどのようなパフォーマンスを見せるか──東京ボンバイエ所属時代を知る世代には、何よりも気になるファイトとなろう。
■PFC32対戦カード
<PFCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]渡部修斗(日本)
[挑戦者]亀松寛都(日本)
<PFCウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] 新名正啓(日本)
[挑戦者] 成田佑希(日本)
<ライト級/5分2R+1ex>
飛田拓人(日本)
佐藤力斗(日本)
<63キロ契約/5分2R+1ex>
伊藤光(日本)
綾哉(日本)
<フェザー級/5分2R+1ex>
河永重春(日本)
中場ガッツマン大地(日本)
<ミドル級/5分2R+1ex>
森崇純(日本)
カタナマン(日本)
<ミドル級/5分2R+1ex>
カタナマン(日本)
金田一利明(日本)