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【UFN237】UFCデビュー戦のロドリゲスがボンダルにRNCを極め、メキシコ勢初勝利をもたらす

<フライ級/5分3R>
ロナルド・ロドリゲス(メキシコ)
Def.2R4分59秒 by RNC
デニス・ボンダル(ウクライナ)

ボンダルが右カーフキックを放ち、左ジャブをボディに伸ばす。ロドリゲスがプレスをかけるも、ボンダルが右スイングからダブルレッグで入り、ロドリゲスに背中を着かせた。しかしロドリゲスが反転して立ち上がる。スタンドに戻ると、ボンダルが再びボディロックからテイクダウンを奪った。トップからパウンド、鉄槌、ヒジを落とすボンダルに対し、ロドリゲスは下から三角絞めを狙うも、これはボンダルが頭を抜く。立ち上がってからボンダルがガードインするも、ここはロドリゲスがスタンドに戻った。

左ジャブを突くロドリゲスに右ローを当てていくボンダル。右アッパーを食らったロドリゲスが右ストレートを返し、会場が沸くもボンダルの右スピニングバックエルボーを受けて動きが止まる。右カーフが効いたかロドリゲスがサウスポーにスイッチした。しかし思うようにパンチは出ず、オーソドックスに戻す。ロドリゲスのパンチを受けてボンダルも動きが止まったが、シングルレッグでグラウンドへ。ロドリゲスが切り返してケージに押し込み、立ち上がるとバックに回った。ボンダルが正対するとロドリゲスは首相撲からヒザを突き上げていった。

2R、ロドリゲスはサウスポーでスタートする。左右の蹴りを散らすボンダルに対し、ロドリゲスはパンチを伸ばすが、右スピニングバックエルボーを受ける。アンクルピックでテイクダウンしたボンダルは、ロドリゲスの右腕を抱えて腕十字へ。これを凌いだロドリゲスが立ち上がると、ボンダルが左腕を差し上げてケージに押し込む。ロドリゲスが差し返そうとしたところで、ボンダルが右ヒジを入れて離れた。

高地での戦いの影響か、息切れ気味のボンダルだがダブルレッグで飛び込んだ。ロドリゲスは尻もちを着かされるもバックテイクに成功する。四の字からボンダルの左足をフックしているロドリゲスは、バックからおアンチで削っていく。反転したボンダルがロドリゲスの左足を抱えてストレートフットロックからヒールフックを仕掛ける。凌いだロドリゲスはバックを奪い、ボンダルの体を伸ばしてRNCでタップを奪った。

UFCデビュー戦でフィニッシュ勝利を飾り、さらに地元大会でメキシコ勢に初勝利をもたらしたロドリゲスは「ここに来た時点で、僕は勝者だった。僕は既にウォリアーだ。人生がそうだった。何があろうが、やってやる。僕は未来を創る」と喜びを爆発させた。


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