【UFN235】RTU 2022優勝のジョンヨン、ビルダーに判定で圧勝。UFCデビュー戦を飾る
<フェザー級/5分3R>
イ・ジョンヨン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ブレーク・ビルダー(米国)
重心を落として構えるジョンヨンがプレッシャーをかける、ビルダーはサークリングしながらインローを蹴る。ジョンヨンは左ボディで飛び込み、ジャブも見せながら右ボディを打つ。組みついたビルダーはジョンヨンをケージまで押し込み、シングルレッグへ。
ジョンソンはビルダーの側頭部にヒジを落とし、ボディにヒザ蹴り。ジョンヨンも腕を一本差して、正対すると離れ際にヒザ蹴りを突き上げる。これがでビルダーが後退し、ジョンヨンは左ボディからガードを固めるビルダーに一気に連打。距離が離れるとビルダーがジャブ、ジョンヨンは左ボディを当てる。
2R、ここもジョンヨンがパンチのプレッシャーをかけて左ボディ、右のヒザ蹴り、右ストレート。ビルダーもジャブとインローを細かく見せて、ジョンヨンにダブルレッグから組みつく。ビルダーは左手を深く入れるが、ジョンヨンは両手でビルダーの右手を持ってクラッチさせない。
逆にジョンヨンが脇を差し返すと、両差しからテイクダウン。ハーフガードで上になるとヒジを落とす。ビルダーが脇を差して体を起こし、ケージに身体を預ける。ジョンヨンはそこに一気にパンチを連打。ビルダーはガードして亀になって立ち上がる。
ビルダーに押し込まれるジョンヨンだが、ジョンヨンは左手を差し上げて右のヒザ蹴り。距離が離れて打撃になると、ジョンヨンがジャブ、左アッパーから右を打ち下ろす。
3R、構えをスイッチするビルダー。ジョンヨンはすぐに右ミドルを蹴る。ビルダーは構えを戻し、シングルレッグで組み付く。ここもジョンヨンはケージに身体を預け、ビルダーの右手をコントロールして組ませない。
逆にジョンヨンはビルダーの左手を小手に巻いて投げを狙い、ビルダーをケージに押し込む。ビルダーはギロチンを狙いつつ、ネルソンで引き込み気味に下になる。ジョンヨンはネルソンを外すと、ハーフガードでトップキープしてパンチとヒジを落とす。
ビルダーも脇を差して体を起こすが、ジョンヨンは肩固めのクラッチで寝かせ、パンチを落とす。ビルダーもなんとかガードに戻し、立ち上がったジョンヨンに蹴り上げを狙った、最後はジョンヨンがインサイドガードでトップキープした。判定はジャッジ3名とも30-27でジョンヨンを支持。Road to UFC 2022フェザー級優勝のジョンヨンがUFCデビュー戦で圧勝を収めた。