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【LFA175】ピレス✖ゴミス=年間ベストファイトものの激闘は、アイポークでNCに。即、再戦が見たい

<バンタム級/5分3R>
アポロ・ゴミス(ブラジル)
NC. 2R2分35秒
ヴィニシウス・ピレス(ブラジル)

関節蹴りを見せたゴミス。細かくステップを踏む中でハイを狙う。ミドルを返したピレスが右ストレートをヒットさせる。さらに右ストレートを入れたピレスに対し、ゴミスが左ミドルを狙う。一気に距離を詰めて組んだピレスは、ボディロックからテイクダウンへ。小内刈りを耐えたゴメスが、ケージ前を移動して離れる。カーフを蹴り合う両者、右を振るって前に出るピレスだが、ゴミスはサークリングでその際にいない。

ピレスはシングルレッグも切られたが、直後に右ストレートをヒットさせる。とゴミスはオーソに構えを変えて、後ろ回し蹴りを繰り出す。すぐにサウスポーに戻したゴミスは左ハイも、ピレスがワンツーでダウンを奪う。直ぐに立ち上がったゴミスも、間合いを取り直したピレスにワンツーを決める。殴り合いで応じたゴミスは、ステップバックしたピレスに跳びヒザを狙う。その着地に組みついたピレスが、ワキを潜ってバックに回る。正対したゴミスが体を入れ替えて、ヒザ蹴り。ここからパンチの応酬、そしてゴミスが後ろ回し蹴りを見せたところで時間となった。

2R、ゴミスがオーソで構え、右を伸ばす。ピレスのステップインを見たゴミスは、やや落ち着いた展開のなかでサイドキックを繰り出す。ピレスは前に出てワンツーを入れ、ジャブを伸ばすと右を当てる。ゴミスの蹴りの後にパンチを入れるピレスが優勢に。ゴミスもボディを返し右ハイを狙うが、ピレスは踏み込んでショートの連打からクリンチへ。体を入れ替えて譲らないゴメスは、押し返されるとヒザをボディに突き上げて離れる。

続いて左ミドルを入れたゴミスだったが、直後の左を放った際にピレスの指が右目に入る。顔をしかめてしゃがみこんだゴミスに、インターバルが与えられる。結果、ドクターが試合続行不可能と判断し、試合は残念すぎるノーコンテストとなった。


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