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【Road FC67】イ・ジョンヒョンの再起戦は100秒キックの前座に。K-MMA界の老舗は、どこへ向かう

【写真】どのような気持ちで、ケージに足を踏み入れるのだろうか(C) Zuffa/UFC

明日16日(土・現地時間)、韓国はソウルのスイスグランドホテル・エメラルドホールにてRoad FC67が開催される。
Text by Manabu Takashima

10月大会で2階級のグローバルトーナメントが終幕、キム・スーチョル✖原口央の激闘は今も記憶に新しい。あれから1カ月半、Road FC2023年最後の大会は韓国版Breakingdownというべきファイター100ルールが適応された2試合がメインとコメインに組まれている。


ファイター100ルールとは元Road FCライト級王者クォン・アソルが主導する100秒(延長100秒)のキックボクシングマッチだ。最終試合は80キロ契約で韓国からユン・ヒョンビン、その1試合前にはクォン・アソルが95キロ契約マッチに出場し、日本から遠征する醤油ニキ、かずややねんけどと戦う。

残り6試合はMMA、注目は第4試合に組まれたイ・ジョンヒョンの再起戦だ。Road FCフライ級の超新星はRoad to UFCに出場も5月の上海大会にマーク・クリマコの前に、フルマークの判定負けを喫しMMAとしてのトータル的な強さが不足していることを露わにした。

あれから半年、ケージに戻ってくるイ・ジョンヒョンの相手となるイ・ギルスはMMA戦績1勝1敗ながら、全国大統領杯を制するなど著名なアマボクサーだった選手だ。

もちろんMMAとボクシングは違う。そして、イ・ジョンヒョンがキャリアの序盤に戦っていたARCの3分3R&寝技30秒ルールもあくまでもモディファイドMMAでしかない。クリマコ戦の敗北の要因がARC出身というのは暴論だが、テイクダウンを打撃と融合させた北米MMAファイターを相手に打撃を使いこなせなかったのも事実だ。

そんな超新星を生んだRoad FCが、自らのイベントのなかでファイター100ルールを組む。K-MMA界の老舗は、どこに向かっているのだろうか。

■視聴方法(予定)
12月16日(土・日本時間)
午後4時~ KAKAO TV、AFREECA TV

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