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【UFC295】ボクシング、レスリング、柔術。スティーブ・アーセグが繊細さでコスタのパワーに競り勝つ

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

慎重な立ち上がりのなか左ジャブを伸ばすアーセグに対し、コスタが右カーフを蹴る。一旦、体が触れると互いに手数が増えアーセグはインロー、コスタはジャブをかわしてオーバーハンドを思い切り振るう。カーフを続けるコスタが左ジャブを当て、アーセグも右ストレートを打ち返す。ジャブからワンツーのアーセグ、左フックのコスタがアッパーに右フックを当てて前に出る。アーセグもジャブでストップに掛かり、インローに繋げる。

続いて右ストレートを当てたアーセグは、カーフにも右を打つ。コスタは右縦ヒジも、アーセグがヒザで迎え撃った。カーフをチェックしてワンツーを決めたアーセグは、コスタの振りが大きくなったワンツーをかわす。と、右ストレートを当てると腰が落ちたコスタはテイクダウンへ狙いへ。潰したアーセグが、そのままマウントを奪取。パンチを落としてRNCも、半身のコスタは耐えきって立ち上がりスクランブルへ。すぐに時間となり、初回はアーセグが取った。

2R、パンチの交換のなかで姿勢を乱したコスタが、右を重いきり打つとアーセグの顔面を捕えるようになる。跳びヒザから再び右を決めたコスタが、またも右をヒット。さらにシングルレッグへ。エルボーを入れるアーセグはバック狙いをウィザーで耐えるが、足を引いたコスタにテイクダウンを奪われる。

ハーフからパウンド、バックを狙ったコスタは前方に落とされる。スクランブルでバックに回ったアーセグは、正対されてもヒザを入れる。エルボー、ヒザと組みの打撃を入れるアーセグに対し、コスタは跳びつき十字へ。引き込む形で下になったコスタ、アーセグは腕を抜く。バックを譲って立ったコスタは、向き合うとをフックを打ち込む。一瞬動きが落ちたアーセグのテイクダウン狙いを潰し、トップを取ったコスタは腕関節へ。その動きに合わせたアーセグがトップ&マウントを奪取するとエルボーを落として時間となった。

最終回、ジャブを伸ばす両者。跳びヒザをかわされたアーセグは、カウンターのテイクダウン狙いを切ってケージにコスタを押し込む。アーセグは払い腰を耐え、ウィザーのコスタの顔面に細かいパンチを続ける。コスタのエルボーを機会に、距離を取り直したアーセグがジャブを決め、レベルチェンジからテイクダウン、バックに回る。片足を取られた形で耐えきったコスタだが、打撃に間合いに戻ってもすぐに込まれてボディロックテイクダウンを決められる。

すぐに立ったコスタのバックを取り、足を払って尻もちをつかせたアーセグ。コスタは直ちに起き上り、シングルレッグへ。一瞬のテイクダウンも、逆にスクランブルからアーセグがボディロックへ。ウィザー、アンダーフックで我慢するコスタのボディにヒザを入れたアーセグが、バックに回る。胸を合わせたコスタは、劣勢を五分に戻すという流れのままタイムアップに。アーセグが、コスタのパワーを細かい動きで制した形の5分間だった。

初回はアーセグ、2Rはコスタ、最終回はアーセグ──と思われたが、ジャッジの裁定は如何に。結果ジャッジ3者が29-28をつけ、アーセグがタフファイトを制した。


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