【DEEP Tokyo Impact2023#05】これぞユータ&ロック。TATSUMIをテイクダウン&コントロールで下す
【写真】気合いの入った表情――これがベテランの味だ(C)MATSUNAO KOKUBO
<フェザー級/5分2R>
ユータ&ロック(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
TATSUMI(日本)
サウスポーのユータ&ロックに対し、TATSUMIが左ローを連打する。ユータはその左ローの打ち終わりに飛び込み、ケージへドライブ。右腕を差し上げたユータ&ロックがTATSUMIをケージに押し込む。差し合いからTATSUMIが押し返して動くも、ユータ&ロックは離さず。しかしケージ中央まで戻ったところで両者が離れた。TATSUMIの右ショートがヒット。さらに左ローを繰り出すが、これもユータ&ロックに足をすくわれてしまう。テイクダウンを奪ったユータ&ロックがパウンドを落としながらトップをキープする。TATSUMIはケージに背中を着きながらハーフで守り、立ち上がった。
ユータ&ロックがそのままケージに押し込みつつ、ダブルレッグへ。倒せないとみるやすぐに体を起こして、支え釣り込み足でグラウンドに持ち込んだ。TATSUMIに背中を着かせたユータがパスを狙う。TATSUMIも左腕でユータ&ロックの首を抱えるもクラッチが弱い。頭を抜いたユータ&ロックがボディにパンチを打ち込む。さらに顔面へ右パウンドを浴びせてトップコントロールを続ける。TATSUMIはケージに背中を着けたものの、体勢を入れ替えることはできない。ユータ&ロックがマウントを奪おうとしたところでTATSUMIが立ち上がるも、すぐにバックに回ったユータ&ロックがダブルレッグから再びテイクダウンを奪い、パウンドを浴びせていった。
最終回、TATSUMIの右インローでユータ&ロックの足が流れるも、続くTATSUMIのパンチは届かず。しかしTATSUMIがボディロックからユータに背中を着かせた。バックに回ったTATSUMIはバックマウントへ移行し、左腕をユータの首に回す。しかし反転したユータ&ロックが、立ち上がるTATSUMIをダブルレッグでテイクダウンする。バックに回られるも立ち上がったTATSUMIとの差し合いが続く。
離れたTATSUMIが左右のヒジを顔面に叩き込む。ユータ&ロックは構わず組み、TATSUMIをケージに押し込んだ。ヒジを放ってきたTATSUMIを振り払ったユータ&ロックが再び組みに行くも、TATSUMIが体勢を入れ替える。それでもダブルレッグから足をすくったユータ&ロックが尻もちを着かせた。TATSUMIは下からキムラを狙うも、腕を抜いたユータ&ロックがトップをキープし続けた。
裁定はテイクダウンとトップコントロールで上回ったユータ&ロックがユナニマスで勝利。これぞユータ&ロックの試合内容だった。