【ONE FF32】シッティチャイがイランのシアサラニにダウンを奪われて判定負け
【写真】決してダメージの大きなダウンではなかったシッティチャイだが、最後までシアサラニを捕まえきれず(C)ONE
<ムエタイ フェザー級(※70.3キロ)/3分3R>
モハメド・シアサラニ(イラン)
Def.3-0
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
お互いサウスポーの両者、シッティチャイが左ロー、シアサラニが右インローを蹴り合う。シッティチャイがジャブを伸ばして前に出ると、シアサラニは右ミドルを蹴る。
シッティチャイも左ミドルを蹴り返し、シアサラニの右の蹴りに右フックを狙う。シアサラニもバックステップしながら右を返し、シッティチャイが前に出てくるところにヒジを合わせる。
2R、シッティチャイが右フックで飛び込んでワンツー。手数を増やすが、シアサラニがシッティチャイの左ミドルをキャッチ→右ストレートを合わせてダウンを奪う。
再開後、シアサラニはオーソドックスにスイッチ。左ミドル、左ストレート、左ヒジで前に出るシッティチャイ。シアサラニも左フック・右ストレートを打ち返すが、シッティチャイは左ミドル・ヒザで猛攻。シアサラニは構えをサウスポーに戻し、距離を取りながら左ハイを蹴る。
3R、ポイントでリードを許したシッティチャイはワンツーで突進。そこから返しの右フックを打ち込む。シアサラニも退かずに打ち合う。残り2分を切ると、シッティチャイが左ストレートを連打して首相撲からヒザ蹴り、シアサラニはその左をノーガードで受けて挑発する。
シッティチャイは必死の形相で左ストレート・左ハイを繰り出すが、シアサラニも右フックを打ち返して応戦。最後はシッティチャイが首相撲でシアサラニを大きくにマットに崩して終了のゴングとなった。
判定で2Rにダウンを奪ったシアサラニが勝利。シッティチャイを下す番狂わせを起こした。