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【RIZIN44 & RIZIN LANDMARK06】9月24日に福田龍彌×山本アーセン、10月1日に渡辺彩華×万智など追加対戦カードを一挙発表

【写真】修斗・DEEPでベルトを巻いた福田(左)とフライ級2戦目のアーセン(右)が激突(C)MMAPLANET

26日(土)、RIZN FF事務局より9月24日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44、10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)のRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAの追加対戦カードが発表された。

今回のリリースではRIZIN44の2カード、RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAの12カード(キック1カード含む)が一挙にアナウンスされた。RIZIN44では、5月のRIZIN42で一度組まれていた征矢貴×ラマザン・テミロフが仕切り直しで行われ、新規カードとして福田龍彌×山本アーセンが決まった。


今回が2度目のRIZIN参戦となる福田は2020年7月に前田吉朗を下して修斗世界フライ級暫定王者となり、翌2021年1月の正規王者・扇久保博正の王座返上を受けて、第7代王者に昇格した。同年7月の初防衛戦で平良達郎に敗れて王座陥落となると、戦いの場をDEEPに求める。

DEEPでは2022年9月からスタートしたDEEPフライ級グランプリに参戦し、杉山廣平、安谷屋智弘、宇田悠斗、本田良介を下して優勝。本田との決勝にはDEEPフライ級暫定王座もかけられており、修斗に続いてDEEPでの王座獲得も果たした。

対するアーセンは5月のRIZIN42で約2年9カ月ぶりに復帰。フライ級に階級を落とした再出発の一戦で、伊藤裕樹から判定勝利を収めている。福田はサウスポーで腰を落とした構えから打撃の圧力をかけるスタイルで、離れた間合いからの左ストレート・近距離での右フックはフライ級ながら一発で試合を終わらせる威力を持つ。

伊藤戦ではレスリング力を活かして組の攻防で削り勝ったアーセンだが、打撃のプレッシャー&強打を誇る福田相手にそれをできるかがポイントになりそうだ。

RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAでは渡辺彩華×万智の一戦に注目したい。

渡辺はプロ3戦目で黒部美奈をKO、4戦目でSARAMIを下して修斗世界女子スーパーアトム級王座を獲得。

柔道ベースながらシャープなパンチを得意にし、黒部戦ではカウンターの右アッパーで黒部をマットに沈め、SARAMI戦ではスイッチを織り交ぜながらの左ハイキックを決めるなど、打撃でも非凡なセンスを感じさせる注目の女子ファイターだ。

一方の万智はDEEP JEWELSで戦うプロ3戦3勝・20歳の新鋭。昨年末に北米で戦う話もあったが、最終的にRIZINからのオファーを選択して、今回の試合を迎えた。

本来なら渡辺=スーパーアトム級、万智=ストロー級と階級は違うが、過去にMMAPLANETのインタビューで、練習をともにする先輩=黒部&SARAMIに勝った渡辺との対戦を望んでいた。今後の女子MMAの将来を担っていく選手同士の一戦。MMAとしてのクオリティの高さにも注目したいカードだ。

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