【ONE FF30】小川翔、ペットガーフィールドと激闘を繰り広げるも1Rにダウンを奪われて判定負け
【写真】ペットガーフィールドと激しく打ち合った小川だが、ペットガーフィールドがヒジ打ちからの猛攻で押し切った(C)ONE
<ムエタイ138ポンド契約/3分3R>
ペットガーフィールド・ジットムアンノン(タイ)
Def.3-0
小川 翔(日本)
序盤はローキックを蹴り合う両者。小川が強烈な右ローをヒットさせていくが、ペットガーフィールドが首相撲に持ち込む。ここからペットガーフィールドが右の縦肘、小川のローに右ストレートを合わせる。小川が右ボディから左フックを当てるが、ペットガーフィールドは前進。
左ヒジの相打ちになると、ペットガーフィールドの縦肘が先に当たり、小川からダウンを奪う。再開後、小川は右ストレートから左フック。ペットガーフィールドは距離を詰めてヒジを振るい、右ハイキックを蹴る。
2R、ペットガーフィールドは小川のローをカットして右ヒジ、首相撲の攻防に持ち込む。ペットガーフィールドは組みつくフェイントから右ストレート・右ヒジ。パンチとヒジで前に出て、組み際に左ヒジを突き刺す。
右ボディで状況を打破しようとする小川。ペットガーフィールドはヒジで小川のガードを上げさせて、ボディにヒザ蹴り。右ヒジ・右ヒザで猛攻を仕掛ける。
小川は左ボディ、ペットガーフィールドの右ヒザに右フックを合わせる。ペットガーフィールドをロープに詰めた小川は左ボディから左フック、右ストレート。ペットガーフィールドも右ストレートを当て、ボディに攻撃を散らして左右のヒジ打ちを打ち込む。
3R、ペットガーフィールドが前蹴りと二段の膝蹴り。左右のミドルを蹴って、小川が前に出てくると左ヒジのカウンターを狙う。ペットガーフィールドがヒジ打ちのプレッシャーをかけて前に出ると、小川も右ヒジを返し、これでペットガーフィールドがカットする。
しかしここからペットガーフィールドが右ヒジ、右ハイ。左フックををもらっても下がらず、右ボディから右ヒジ、左ハイ、ワンツーから左フックと手数を増やす。
小川はペットガーフィールドの圧力に押されながらも左ハイ。前に出るペットガーフィールドはボディから右ヒジ、小川のガードの間に右アッパーを連打。小川をロープに詰めるとボディブローとパンチを乱れ打ちする。小川も最後まで逆転に向けて必死に攻撃を返すが試合終了。
判定でペットガーフィールドが勝利したものの、敗れた小川にも35万バーツのボーナスが贈呈され、激闘を展開した2人に大きな声援が送られた。