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【TORAO COLORS】得意の袈裟固め→キムラは極まらずも川西がキム・ユジョンを大差判定で下す

<49キロ契約/5分2R>
川西茉夕(日本)
Def.20-17.20-18.20-18.
キム・ユジョン(韓国)

サウスポーのキム・ユジョンに川西が右ローを当てた。キム・ユジョンは続く右ローをすくい上げようとしたが、足を抜いた川西がダブルレッグへ。クリーンテイクダウンを奪ってマウントへ移行する。下から抱き着くキム・ユジョンを、川西はしっかりと抑え込み左掌底を落とした。キム・ユジョンはブリッジで返して立ち上がる。

川西はスクランブルに入ったキム・ユジョンの首を左腕で抱えた。さらに右のオーバーフックでキム・ユジョンの動きを抑えた川西が、左足で首を絞り上げている。キム・ユジョンが右腕でクラッチを外した。すると川西が首腰で投げ、そのままパスして袈裟固めからキム・ユジョンの左腕を取る。ここでストレート・アームバーを極めることができず。キム・ユジョンが川西の右足に二重絡み、さらにバックを狙うも川西が袈裟で抑え込み続けた。

最終回、キム・ユジョンが距離を詰めていく。サークリングする川西はキム・ユジョンのパンチをダッキングでかわした。ボディロックからドライブした川西が、そのままグラウンドに持ち込む。サイドについた川西に対し、キム・ユジョンはケージキックで金網から離れた。下から右オーバーフックで守るキム・ユジョンだが、川西の右ヒジを受けて顔を背けた。ハーフガードに戻された川西は、キム・ユジョンの左腕を抑えてパスを狙っていく。

キム・ユジョンの頭をケージに押し付けた川西が幾度となくパスを狙うも、キム・ユジョンのハーフガードを越えることができない。川西が右のパウンドで削っていく。残り2分でパスした川西がマウントで抑え込んだ。川西がパウンドを連打すると、キム・ユジョンがエビで逃れようとするが川西はトップをキープ。するとキム・ユジョンが後転から川西の右足を抱えてストレートフットロックへ。さらにウチヒールに切り替えたが、川西がキム・ユジョンの右足を抑えてディフェンスする。

残り30秒で川西が回転して足を抜きパスしたが、キム・ユジョンは殴られながらも立ち上がり、川西をケージに押し込む。最後は互いにヒザとパンチを出し合い試合を終えた。

裁定は1人のジャッジが3ポイント差をつけるユナニマス判定で、川西が初の国際戦を制した。


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