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【TORAO COLORS】抑え込み&左ストレートで本領発揮か。古賀がパク・ソヨンを判定で下し国際戦初勝利

<48キロ契約/5分2R>
古賀愛蘭(日本)
Def3-0:20-17.20-17.20-17.
パク・ソヨン(韓国)

開始早々、古賀が飛び出した。左ローに右ストレートを合わされたが、それをヘッドスリップでかわす。パク・ソヨンは古賀の動きに、常に右ストレートを狙っていく。古賀もパク・ソヨンの右ローをすくって右を伸ばした。ケージ中央を取った古賀の右がパク・ソヨンの顔面をとらえる。さらに右ショートを当てた古賀が組み、ボディロックでドライブした。

ウィザーで耐えるパク・ソヨンが右腕を差し上げた。古賀がシングルレッグに切り替えると、すかさずパク・ソヨンがバックへ。この動きに反応した古賀だが、パク・ソヨンはそのままバックマウントからRNCへ。古賀はパク・ソヨンのクラッチを外す。四の字フックで固めに来たパク・ソヨンに対し、反転した古賀がトップに回り、パウンドを落としながらパスを狙う。

パク・ソヨンの左足を抱えながら左ストレートを突き刺す古賀。パク・ソヨンの顔面が跳ね上がる。ハーフガードを取るパク・ソヨンの顔面が腫れ上がっている。古賀は左ヒジで削りながらパク・ソヨンの左腕を取り、パスしてからアメリカーナを仕掛ける。背中を向けたパク・ソヨンに、古賀はシングルバックからパンチを連打。パク・ソヨンは立ち上がってケージ際に下がってラウンドを終えた。

最終回、古賀が左ジャブを突く。距離を詰めてきたパク・ソヨンに組みつき、ボディロックから足をかけてクリーンテイクダウンに成功した。パスした古賀がサイドから左肩をパク・ソヨンの顔面に叩きつける。背中を見せるパク・ソヨンのバックに回った古賀が右足を差し込んだ。パク・ソヨンは立ち上がり、ケージに押し込まれながら正対する。

ボディロックでケージに押し込む古賀は頭をつけてヒザで削っていく。一瞬パク・ソヨンが動いたのを見逃さず、後方に投げてグラウンドに持ち込んだ。サイドからニーインザベリーへ動く古賀は、レッスルアップに来たパク・ソヨンを抑え込み続ける。右オーバーフックから、スクランブルに持ち込もうとするパク・ソヨンをガブって潰した古賀が、マウントからパウンドを連打する。古賀は三角で固めにかかるが、パク・ソヨンに頭を抜かれてしまった。

立ち上がったパク・ソヨンのバックに回り、リフトしてグラウンドに引きずり込んだ古賀。最後は腕十字を仕掛けるも、クラッチを切れずに試合終了のゴングを聞いた。

裁定はジャッジ3者が3ポイントをつけ、古賀の勝利を支持。3度目の正直で国際戦初勝利を収めた古賀は「海外で戦うため、世界で戦うためにBURSTへ来ました。まだまだ、こんなもんじゃないです」と、フィニッシュできなかった悔しさをのぞかせた。それでも、課題を克服した末の勝利だ。


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