【PFL2023#07】フローレスを首相撲からのヒザ連打でストップ。LH級決勝はシルヴェイラ×カサンガネイに
【写真】ヒザを左右で打ち分けていた――素晴らしい勝利(C)PFL
<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
Def.1R4分46秒 by TKO
タイ・フローレス(米国)
サウスポーシルヴェイラに対し、フローレスがローで攻める。左右フックを振ってシルヴェイラにケージを背負わせるフローレスだが、組みついたところでシルヴェイラの首相撲に阻まれてしまった。シルヴェイラの右ローでフローレスがバランスを崩した。強引に距離を詰めたフローレス。シルヴェイラが首相撲で体勢を入れ替え、離れてからプレスをかけていく。シルヴェイラの左右フックが当たるも、フローレスが反撃を見せる。
サウスポーにスイッチしたフローレスが左ローから組みつく。シルヴェイラは首相撲からヒザを突き上げ、フローレスをケージに押し込んでいく。体勢を入れ替えられたシルヴェイラが離れた。互いにストレートを伸ばすなか、シルヴェイラがフローレスの左ハイをかわす。頭を下げて突っ込んで来るフローレスに、シルヴェイラが右ジャブをカウンターで合わせる。
頭を下げて組みついたフローレスがシルヴェイラをケージに押し込む。しかしシルヴェイラが首相撲から右ヒザをクリーンヒット。腰を落としたフローレスに左右フックを浴びせ、さらにヒザを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。
昨シーズンは準決勝敗退に終わったシルヴェイラが、今年は決勝進出を果たした。「殴るのは難しいからレスリングで組み立てて、その時がくればヒザを入れようと思っていた。右を2つ、左を1つ。ドタバタしていたのを見て、最後のヒザを入れた。彼が続けられたか、分からないけどストップがかかり良かった。ファイナル? ベストガイが勝ち残る」と語ったシルヴェイラは、ケージインしたカサンガネイと握手してフェイスオフを行った。