【Road to UFC2023Ep04】原口伸、パティリマを相手にせず2Rにパウンドアウト。日本勢は4人が準決勝へ
<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
原口伸(日本)
Def.2R1分25秒by TKO
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
右を伸ばしたパティリマ、原口は右ローからダブルレッグでテイクダウンを奪う。両足を束ねてコントロールしサイドで抑えた原口はワキ腹にヒザを突き刺す。ここから右ヒジを落とした原口は右腕を差していたパティリマをがぶりクレイドルで背中をつかせる。左手で足を抱えて、右のパンチを落とす原口。さらにパンチの続けると、頭を抱えて再びクレイドル、ここを解くとパティリマが下からエルボーを打っていく。
原口はパティリマの頭を殺し、ウィザーで固定して殴っていく。レフェリーのアクションという声に頷いた原口がパンチを纏める。ここでパティリマがクローズドガードに戻したが、原口はヒジを打ちつける。残り90秒、右エルボーを打たれたパティリマが背中を譲る。得意のサイドバックからパンチを打ちつけた原口は、アンクルピックでテイクダウンを奪い返し両足を束ねて左のパンチを打ち込む。腰を上げて左右のパンチを落とした原口が、パティリマに何もさせずドミネイトした。
2R、ここも右ローからダブルでドライブした原口がテイクダウンを早々に決める。パティリマは頭を抱えに来るが、かまわず原口はパウンドを打っていく。両足を挟んでパンチのスピードを上げると、鉄槌に移行して殴り続ける。動けないパティリマを見て、レフェリーが試合を止めた。
「いつもパウンドで勝っちゃっているので、しっかり一本を取れる勝ち方を目指してきたんですけど決着パウンドに頼っちゃったので、次はしっかり一本、スタンドの打撃を見せれるようにしたいです」と原口は話した。7人出場の日本人選手、結果は4人が準決勝進出を果たした。