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【DEEP Tokyo Impact2023#04】TDで初回を取った宮崎、小林の反撃を許すもマスト判定スプリット勝利

【写真】マスト判定は宮崎の積極的なTDを評価したか(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分2R>
宮崎直人(日本)
Def2-1.19-19.19-19.19-19
小林ゆたか(日本)

マスト判定はジャッジ2名が宮崎、1名が小林

ともにサウスポー。宮崎がダブルレッグで飛び込み、ケージまでドライブする。捻ってテイクダウンした宮崎は、小林の右リストを取ってケージ際まで運んだ。小林の片足を抑えた宮崎が、右手で小林の右手を抑えて左のパンチで削る。背中を見せた小林の左腕を抑える宮崎。小林は後ろへ左ヒジを放って立ち上がるも、再びグラウンドへ引きづりこまれてしまう。

立ち上がった小林は正対しようと試みるも、宮崎が右足を差し入れてバックを保つ。小林が正対するとボディロックから小外刈りで背中を着かせた。ケージ際でトップからパウンドを連打する宮崎。スタンドでも左腕を差し上げて小林をケージに押し込む。左腕を差し返した小林が体勢を入れ替え、宮崎を押し込みながらパンチで削る。ボディロックから宮崎にヒザを着かせた小林。宮崎は小林の頭を抱えてディフェンスした。

最終回、小林の左ストレートをかわした宮崎が組みつくも、小林が潰してトップを奪う。宮崎はハーフガードから小林を抱え込む。右腕を差し上げ、左腕で相手の頭を抱えながらスイープを狙った宮崎だが、ここは小林が耐えた。同じ体勢に戻った両者、小林がパンチでコツコツと削る。宮崎は右の掌底で小林の耳付近を叩く。

スイープからスクランブルに持ち込んだ宮崎は、シングルレッグで組み小林をケージへ押し込んでいく。腿へのヒザで削っていく宮崎に対し、小林も右ヒジで削り返す。ここでレフェリーがブレイクを掛けた。再開後、宮崎が距離を取ってからシングルレッグで飛び込む。ケージに押し込まれた小林は右ヒジと右掌底を打ち込む。宮崎のクラッチを解いた小林がボディロックで体勢を入れ替え、残り10分でスラムを連発し、最後はRNCの体勢に入って終えた。

ジャッジは3者とも19-19のドロー。マスト判定は割れたが、2名が宮崎の勝利を支持した。


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