【DEEP Tokyo Impact2023#04】ナカムラが安永の顔面を切り裂き、3ポイント差のユナニマス判定勝利
【写真】至近距離の打撃戦となるとナカムラが優位に立った(C)MMAPLANET
<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17.
安永吏成(日本)
格闘DREAMERS出身の安永がプロデビュー。セコンドには中村倫也がついている。
サウスポーの安永が左ミドルハイを放つ。ナカムラは安永の右足をすくって背中を着かせるも、安永が中村の左足を取ってヒールを狙った。足を抜いたナカムラがトップを奪うと、安永はハーフガードで守りながらスクランブルへ。そしスタンドに戻った。ナカムラが距離を詰めると、安永が右フックをカウンターで当てる。さらに左ハイ。安永の左ローをキャッチしたナカムラがグラウンドへ持ち込んだ。
もぐる安永の左腕をオーバーフックで抱えたナカムラが右ヒジを連打する。安永は立ち上がるも顔面から出血が見られる。ナカムラは右スピニングバックエルボーを繰り出す。安永の左ミドルをキャッチしたナカムラは、ここは倒すことができず。安永らナカムラのローを受けながらパンチを見せる。距離が詰まるとナカムラが首相撲からのヒザ、さらにダーティボークシングで攻め立てる。右アッパーを食らってグラつく安永をケージに押し込み、ヒジを連打していった。
最終回、安永の顔面からの出血が激しくドクターチェックが入る。ラウンド開始直後、安永の右スイングがヒット。しかしナカムラがグラウンドに持ち込む。安永はナカムラの右足を取って内ヒールへ。足を入れてディフェンスしたナカムラは、パンチで削りながらマウントを奪う。安永もリバーサルしたが、すぐにナカムラが立ち上がった。
安永の出血が激しくなる。ナカムラのパンチに対し、左ハイを繰り出す安永。さらに左ミドルを突き刺すと、ナカムラの動きが落ちる。それでも左フックを当てたナカムラが、右クロスも狙う。安永が左ハイをクリーンヒットさせたが、その蹴り足を掴んだナカムラがグラウンドに持ち込み、安永の足関節を潰してパウンドを浴びせる。亀になった安永のバックに回り、立ち上がる安永の顔面に右ヒザを突き上げたナカムラ。そのままボディロックをキープし、ケージに押し込む。終了直前、離れた安永に右跳びヒザを見せた。
裁定はジャッジ3者とも3ポイント差をつけ、マサト・ナカムラが勝利した。