【DEEP Tokyo Impact2024#04】安永から右カウンターでダウンを奪った松岡がマスト判定でスプリット勝利
【写真】僅差の勝利。互いの持ち味を出した好勝負だった(C)MMAPLANET
<フライ級/5分2R>
松岡疾人(日本)
Def.2-1:19-19.19-19.19-19.(※ジャッジ2名がマストで松岡)
安永吏成(日本)
松岡がサウスポーの安永に対して前手を伸ばす。安永が左インローを当てると、松岡が左に回った。ローの蹴り合いから、安永がワンツーを伸ばす。松岡はガードの間から右ストレートを突き刺した。安永のワンツーも松岡の顔面をかすめる。松岡がプレスをかけると、安永は左に回ってケージ際を脱した。
松岡の右ストレートが安永の顔面を捉えると、前に出た安永の左ハイがクリーンヒット。尻もちを着いた松岡を、安永がケージに押し込む。右腕を差し上げ、ヒザをボディにヒザを突き刺す安永。レフェリーがブレイクをかけると、松岡がダブルレッグで飛び込んだ。安岡はニンジャチョーク気味に首を抱え、離れてからローを打ち込んでいった。
最終回、松岡が右を振るって前に出る。しかし安永の右フックをカウンターで受けてフラついた。松岡は左目下から出血が見られる。安永は松岡のニータップをスプロールし、左前蹴りをボディに突き刺す。プレスを掛ける安永を右で迎え撃つ松岡。強い右を当ててダウンを奪った松岡に対し、安永が右フックのカウンターをクリーンヒットさせる。体勢を崩しながら安永をケージに押し込んだ松岡だが、テイクダウンを奪うことはできず。
離れると安永が左ストレートで松岡を中に入れさせない。右を受けながらも組みついた安永は、ドライブしてダブルレッグで尻もちを着かせた。立ち上がる松岡のバックに回った安永が、バックコントロールへ。すぐにレフェリーのブレイクが入る。再開後、松岡が左腕を差し上げて安永を押し込んだ。シングルレッグに切り替えた松岡の首を抱えた安永が引き込み、試合終了のゴングを聞いた。
裁定はジャッジ3者が19-19のドローと採点するも、マスト判定で2者の支持を得た松岡が勝利した。