この星の格闘技を追いかける

【DEEP113】ヒロヤが驚異的なリカバリー力を見せるも、要所を抑えた安谷屋がユナニマス判定勝利

【写真】安谷屋がキャリアの差を見せたか(C)MMAPLANET

<58キロ契約/5分3R>
安谷屋智弘(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
ヒロヤ(日本)

ワイドスタンスでサークリングする安谷屋、ガードを固めて近づくヒロヤに右ストレートを伸ばす。右スピニングバックキックを見せたヒロヤ、安谷屋はヒロヤのローの打ち終わりにダブルレッグで組みつきテイクダウンを奪った。ヒロヤの足を抑えてギロチンを狙いつつ、バックをうかがう。立ち上がったヒロヤがスクランブルからケージに押し込むも、安谷屋が体勢を入れ替える。

右腕を差し上げて安谷屋をケージに押し込むヒロヤ、安谷屋が差し返してくると左跳びヒザを見せてから離れた。ケージ中央でヒロヤが右スピニングバックキック。安谷屋は組みついてグラウンドに持ち込むと、パウンドの連打からバックに回る。シングルバックから左腕をヒロヤの顔面に巻き付けるが、ヒロヤがスクランブルからバックへ。安谷屋もヒロヤの左腕をキムラの形にとらえる。最後は両者がスタンドに戻り、ローを繰り出しあった。

2R、ヒロヤが左ハイから、安谷屋が右を放とうとしたところに組みついてケージまでドライブする。安谷屋は離れ際に左右フックを連打。距離を取って右フックを放つも、返しの左フックにヒロヤが左フックを合わせる。ここで組みついた安谷屋は、立ち上がるヒロヤのバックに回りグラウンドへ。ヒロヤは立ち上がって逆に押し込もうとするが、安谷屋がヒロヤの左腕をキムラで抱えてグラウンドに戻した。

ハーフガードを取るヒロヤにパウンドとヒジを連打していく安谷屋。バックを狙いつつヒロヤをケージに押し込む。ここでヒロヤが押し返し、投げから安谷屋のバックに回る。バックマウントを奪取し、RNCを狙うヒロヤ。安谷屋は反転してトップを奪い、ハーフガードのヒロヤを抑え込むが、ヒロヤも切り返してマウントを奪いに行った。最後はスタンドで打ち合う。

最終回、ヒロヤが前に出る。ケージを背にして打ち返す安谷屋。ケージ中央を取った安谷屋がダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪った。すぐに立ち上がるヒロヤ、安谷屋も離れた。細かくローを放つヒロヤに、安谷屋がダブルレッグで組みつく。しかしヒロヤに体勢を入れ替えられてしまう。

お互い手数が少なくなるなか、ヒロヤがガードを固めて右ローを放つ。右ストレートを当てた安谷屋だが、返しの左フックに左を合わせられた。安谷屋が前に出ると、ヒロヤが右クロスで迎え撃つ。安谷屋のダブルレッグをスプロールしたヒロヤが、コンパクトな左右フックを当てていく。安谷屋が組みつくと、ヒロヤがヒザを突き上げる。残り10秒で安谷屋が左右フックをまとめ、打ち合いで試合を終えた。

ジャッジ1人がフルマークをつける裁定で安谷屋が勝利した。


PR
PR

関連記事

Movie