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【UFC287】ロサスJr、初回の猛攻を凌がれクリスチャン・ロドリゲスに逆転許し初黒星

<137ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ラウル・ロサスJr(米国)

18歳、煽り映像からUFCの力の入れようが分かるロサスJrに会場のファンも大声援を送る。すぐに飛び込むようにダブルレッグに出たロサスJrが、ケージにロドリゲスを押し込む。差しあげテイクダウンを防ぎ、エルボーを入れたロドリゲスはシングルレッグで足を抱え上げられ倒される。ダースチョークのロサスJrをリバーサルしたロドリゲスが立ち上がるが、ロサスJrもすぐにレッスルアップからシングル、バックを取る。跳び乗るように跳ねたロサスJrは、足はフックできなかったが前方に崩そうと動き続ける。

前転気味に足を取りに来たロドリゲスに対し、今度はしっかりと乗ってスタンドでボディトライアングルに取ったロサスJrが、RNCをセットする。ロドリゲスは手首を掴んで防御するが、アゴの上からリセットしたロサスJrが尻もちをつかせ後方に倒れ込む。ここもリストコントロールから左でを伸ばして首を守ったロドリゲスは腕十字狙いを察知しラウンド終了まで耐えきった。

2R、初回同様に飛び込んでシングルに出たロサスJrは、切られると引き込む。背中を見せて立ち上がったロサスJrの組み狙いにヒザを肩口に入れ、エルボーを打ち込んだロドリゲスは投げをウィザーで耐え、シングルも切る。立って離れたロサスJrは疲れが見えるが、シングルからワキを潜ってバックへ。ここも足を取りに行くロドリゲスは、倒され際に胸を合わせてトップを取る。

強引な三角狙いをすかして、上四方で抑えたロドリゲスがサイドに回ってエルボーを入れる。ロールからスクなランブルを仕掛けたいロサスJrを泳がせ、サイドで抑えたロドリゲスはシングルレッグを切って逆にバックに回る。ロドリゲスは両足をフックし、右腕を喉下に通す。初回と逆に立場となったロサスJrは、背中を伸ばさないよう正座状態もロドリゲスが後方に倒れ込む。後方から殴り、エルボーを入れたロドリゲスがこの回を取り返した。

最終回、すぐにテイクダウンを仕掛けなかったロサスJrは右を被弾。スピニングバックフィストにもワンツーを合わされる。ロサスJrはスイッチするが、右を打たれる。真っ直ぐのダブルからシングルに反応したロドリゲスが足を抜く。飛び込んではスプロールされるロサスJrは、続くシングルを切られ簡単に背中を譲る。

マウントからバックを制し、背中を伸ばしたロドリゲスが勢いのあるパンチを落とす。ロサスJrが必死に左手を掴むが、ロドリゲスは右エルボーを打ち込む。エルボーを側頭部に入れ、ボディを殴ったロドリゲスがRNCへ。ロサスJrは耐えるが、ボディトライらングルに捕らえられてアクションは起こせない。半身になり、尻をずらしに掛かるロサスJrだが、ロドリゲスがアジャストしていく。残り15秒、フックを外しスタンドに戻ったロドリゲスが打撃戦を仕掛けてタイムアップを迎えた。

初回を完全に取ったロサスJrだが、2&3Rを落としオクタゴン2戦目でMMA初黒星を喫し、勝者は体重オーバーを詫びた。


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