【GRACHAN59×BRAVE FIGHT27】TD後は小谷に何もさせず、原口がパウンド葬で王座初防衛に成功
【写真】ベテラン小谷をパウンドで圧倒――この勝利がRoad to UFCに繋がるか(C)MMAPLANET
<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
原口伸(日本)
1R3分57秒 by TKO
小谷直之(日本)
ともにサウスポー。サークリングする小谷に対し、原口が距離を詰める。小谷の左カーフキックがヒット、原口の右足が大きく浮いた。右を伸ばしながら回る小谷が、左ローを繰り出したところで原口がダブルレッグで組みつきテイクダウンを奪う。小谷はハーフガードで原口の頭を抱える。頭を抜いた原口が左パウンドを落としていく。
小谷はケージに頭を着け、原口の右手を抑える。原口がその右手を抜くと、小谷は立ち上がった。しかし原口はすぐさまグラウンドに引きずりもどしてパウンドを連打する。パウンドを嫌がった小谷は立ち上がるが、原口はバックへ。ボディロックからリフトアップしようとすると、小谷がケージを掴んでしまった。そのまま試合は続行され、小谷はガードポジションで耐える。
しかし原口がハーフガードの小谷の顔面に右ヒジを落とし、さらにパウンドの雨を降らすと防戦一方に。小谷の動きが止まると、レフェリーが試合をストップした。
勝者の原口は「今日までメチャクチャ緊張していて寝られなかった。UFCを目指して頑張っているので、今年Road to UFCが開催されるなら出たいです」とアピールした。