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【UFN218】木下憂朔、UFC初陣で初のTKO負け。草魂、月見草ヒューギットのエルボーに沈む

<ウェルター級/5分3R>
アダム・ヒューギット(米国)
Def.1R4分36秒by TKO
木下憂朔(日本)

サウスポー同士、一回り大きなヒューギットが右の蹴り繰り出す。ジャブからローを蹴った木下はワンツーで前に出て右を当てる。さらに蹴り足を掴み、払って殴りにいく木下だが、ヒューギットに右をヒットされる。右ハイを入れた木下、直後に蹴り足を掴まれテイクダウンを許すと、バックを取られる。ここでヒューギットがヒジを入れ、ダブルレッグからシングルへ。足を抜いた木下だが、再びバックを許すと後方からのヒザを顔面に打たれる。

前方にテイクダウンしたヒューギットは、サイドバックから殴る。残り2分、木下は胸を合わせて離れると左クロスを当てる。しかし、ヒューギットは左ローに左を合わせてダウンを奪うと立ち上がった木下にヒザを突き上げ、再びグラウンドに持ち込んでバックから殴っていく。鉄槌&パンチを受け、スナップダウンで上を向かされた木下は、すぐにシングルに出るが・ヒューギットはその先をいき、バックに回って両足をフック──背中を伸ばされ、左エルボーの連打で木下はTKO負けを喫した。

「何よりも自分の力を発揮できたことが嬉しい。取材でいったように、僕はやれるんだ。スネでハイキックされた? 脳みそが揺れたから分からない。そんなにひどくないことを願っている(笑)。バックを取ると頭が目の前にあった。サブミッションに行く必要はないし、エルボーを落とした」とヒューギットは話した。


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