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【PFL CS2023#02】ファンの支持は間違いないドッグファイトで、計量失敗のマルチンスがRNCで快勝

<146.8ポンド契約/5分3R>
エヴェリン・マルチンス(ブラジル)
Def.2R1分38秒by RNC
ジェスリン・ミシェル(米国)

計量オーバーのマルチンスは右ローを蹴り、ミシェルの前進に右ストレート、左フックを当てる。それでもミシャルは前に出て組みつくが、入れ替えたマルチンスがアッパーを繰り出す。ハイから離れたミシェルが、ステップインにパンチを被弾する。左フックを打ち込んだマルチンスは、ミシェルの前蹴りや荒い打撃戦に間合いを外そうとする。

そこに右ハイを繰り出したミシェルだが、右を被弾し一瞬動きが止まる。それで蹴りを交えて前に出るミシェルは殴られながら前に出る。残り90秒、足を止めての打ち合いでマルチンスがボディにヒザを突き刺すも、直後にミシェルは右ハイを蹴っていく。マルチンスも左ハイを繰り出し、左ジャブから右オーバーハンドを決める。続いて右フックをヒットさせたマルチンスはスイッチして左ハイを狙う。さらに左の蹴りに左フックを合わせたマルチンスが、ファン投票で確実に票を獲得できる試合をリードした。

2R、初回と同じように手を出し続けることができるか。両者、序盤の動きは落ちていない。ミシェルは蹴りを多用し、パンチで前に出るとマルチンスが左右のパンチを顔面に打ち込む。と、右ローに右ストレートを合わせたマルチンスはダウンを奪ってバックに回る。一度は足のフックができず、もう一度バックを取り直したマルチンスが両足をフックしきれないなかでRNCを極めてタップを奪った。

「こういう試合をしたいと思っていた。打ち合いになって、極めることを準備してきたの。私はただのストライカーじゃない。柔術で試合を終らせることができる。私のために米国に移住してくれた両親、そしてコーナーについてくれたシスター(エミリー・マルチンス)。彼女は4度のIBJJF世界王者よ。未来のチャンピオン、私たちは殴れるし、柔術もできる。見ておいて」とマルチンスはまくし立てた。

その一方でセレブリティジャッジ・メンバーのランディ・クートゥアーからは試合内容を称賛されたうえで、計量失敗を指摘された。


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