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【UFC283】左フックで右目をふさいだ暫定王者モレノが王座統一。フィゲレイドはバンタム級転向

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.3R終了時 by TKO
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

フィゲイレドはグローブタッチをせずに試合が始まった。左のガードを下げたフィゲイレドがプレスをかけると、ケージを背負ったモレノがダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。下から首を抱えるフィゲイレドに対し、モレノが動きを見せないと会場のファンがブーイングを浴びせる。モレノがパスしたところで反転したフィゲイレドが立ち上がった。

モレノがケージ中央で左ローを見せる。プレスをかけてくるフィゲイレド、モレノは左ジャブから前蹴り、さらに左ローで押し返す。距離が近くなるとボディを連打し、フィゲイレドが離れたところでプレスをかけていく。フィゲイレドは右アッパーから飛び込び、さらに二段蹴りでモレノを追い込む。モレノは組みつき、フィゲイレドの離れ際に左ヒジを繰り出した。

モレノの右ストレートに合わせて右ローを打ち込んだフィゲイレド、さらに組みついたがモレノが離れた。モレノは離れ際にヒジを見せる。残り40秒でモレノが飛び込み、テイクダウンを奪った。フィゲイレドモレノの右足を取ってヒールフックで絞り上げる。モレノもフィゲイレドの足を取ってストレートレッグロックの態勢になるかと思われたが、ここでフィゲイレドが内ヒールで捻る。モレノはフィゲイレドのカカトが顔面に当たっていることをアピールしながら、ラウンド終了まで耐えた。

2R、いきなりフィゲイレドが距離を詰める。モレノがケージを背負いながらワンツーを見せた。モレノの左ローをキャッチしたフィゲイレドが、そのままモレノをグラウンドに引きずりこむ。モレノはスクランブルから立ち上がり、フィゲイレドが離れた。フィゲイレドは右ロー、モレノがサークリングしながらパンチを繰り出し、組みつくもフィゲイレドが離れる。

モレノにケージを背負わせてパンチを打ち込むフィゲイレド。モレノはケージ中央に戻って右ローを当てる。フィゲイレドはボディに右ストレートを突き刺した。フィゲイレドが右カーフを打ち込み、さらに右ハイを見せるがこれはキャッチされた。モレノはテイクダウンを奪うも、切り返したフィゲイレドにトップを奪われてしまう。モレノは左足をすくってスクランブルに持ち込んだが、ここでフィゲイレドがギロチンへ。耐えたモレノが頭を抜いた。

残り1分30分、モレノはケージ際でトップをキープする。パスを狙いつつパウンドを落とすも、すぐにフィゲイレドのガードの中に戻った。レフェリーがアクションを促すなか、モレノはトップからパンチを落とす。しかしフィゲイレドが下から左右のヒジを打ち込んで、このラウンドを終えた。

3R、左ジャブでモレノを追い立てるフィゲイレド。モレノはケージを背負ってサークリングし、右ストレートを伸ばすもかわされてしまう。フィゲイレドは左ジャブから右ローに繋げ、組んできたモレノを引きはがした。モレノは左右フックを振り回すも、フィゲイレドがバックステップでかわした。さらに前に出たモレノの左フックがヒットする。フィゲイレドは続く右ストレートのサミングをアピールしながら下がるも、レフェリーは動かない。そのままモレノが組みついてグラウンドに持ち込む。

フィゲイレドの右目尻から出血が見られる。モレノはトップをキープしながら、レフェリーがアクションを促すと、パス&パウンドを仕掛けた。しかし、これは動いている姿勢を見せるためのものか。すぐにフィゲイレドのガードの中に戻り、トップをキープする。立ち上がってパウンドを振り回しては、グラウンドに戻るモレノ。フィゲイレドの臀部に右ヒザを入れ、さらに片足を越えた。続いてパスしてサイドをキープしてラウンド終了のホーンを聞いた。

4R開始前、フィゲイレドの右目がふさがっているためドクターチェックが入る。ドクターはレフェリーに「STOP!」と申し入れ、モレノの王座統一が決まった。

1勝1敗1分の戦績でフィゲイレドが正規王者、モレノが暫定王者として迎えた王座統一戦はモレノが勝利。敗れたフィゲレイドはバンタム級転向を表明した。


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