【Gladiator020】中川皓貴とフェザー級王座決定戦。チョ・ソンビン─02─「何も秀でているモノがない」
【写真】全てにおいて静のイメージのチョ・ソンビン。試合が始まると、どう変わるのか──怖い (C)MMAPLANET
明後日22日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR020で中川皓貴とGladiatorフェザー級王座を懸けて戦うチョ・ソンビン・インタビュー後編。
元UFCファイター&PFLファイターのチョ・ソンビンは、メジャーに戻るために絶対に負けられない一戦に向け──「全てにおいてレベルが違う」ことをアピール。そしてTOP FC時代に対戦経験のある中村ジュニアとの心温まる交友関係を話した。
<チョ・ソンビン・インタビューPart.01はコチラから>
「UFCへの想いが残るなか、PFLのシーズンフォーマットにも興味がありました。UFCでやり遂げることができかったことを、同じ北米が舞台のPFLでやり遂げたかったです」
──そのPFL継続出場に影響が出るかもしれないグラジエイターでの試合となりますが、中川選手はどのようなファイターだと思っていますか。
「試合の動画を見ました。ウェルラウンダーですが、クリンチからの柔道の投げが印象に残りました。バックボーンは柔道なのでしょうね。そこに重点を置いて、対策を練り練習している最中です。ただし、何か驚くようなことはない選手です。何も秀でているモノがない。一応、全てにおいて自分が上回っていると思っています」
──大阪の地でどのような試合をファンに見せたいと考えていますか。
「自分はストライカーで、打撃が得意なファイターでしたが、これまで見せていない部分でも試合で試してみたいです。作戦は用意しますが、全ては中川選手の出方次第です」
──では最後にファンへメッセージをお願いします。
「ハジメマシテ。ワタシ・ハ・チョ・ソンビン・デス。久しぶりの日本の試合ですが、会場に来てくれるお客さん全員が満足できる試合をします。宜しくお願いします。
あとTOP FCで中村ジュニア選手と戦った時、彼は自分のパンチでアゴの骨が折れてしまいました。にも拘らず試合後、気を失ってもおかしくないような痛みの中で中村選手は立ち上がり、ケージの中にいた人をかき分けて私に挨拶をしに来てくれました。
あの時の中村選手の行動に本当に感動しました。あれ以来、家族ともどもLINEで繋がっていて中村選手の奥さんや娘さんとも仲良くさせてもらっています。今回の試合も大阪まで応援に来てくれるということで、本当に嬉しいし張り切っています!!」
■ Gladiator20対戦カード
<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)
<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)
<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)
<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)
<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)
<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)
<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)
<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)
<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)
<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)
<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)
<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)
<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)