【Top FC15】まさか……ジュニアがアッパーからパウンドアウトで、チョ・ソンビンに敗れる
<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
Def.2R1分39秒by TKO
中村ジュニア(日本)
日本と中国でキャリアを積み、グッドルッキンでTop FC、Road FCの両プロモーションが獲得を狙っていたチョ・ソンビンが、ロッキーのテーマでケージへ。身長差は明らかな両者、ジュニアがまず右ローを蹴り込む。続く右ローに右を合わせようとしたチョ・ソンビン。ジュニアはジャブを見せてロー、シングルレッグもチョ・ソンビンが切る。無理せず離れた感のあるジュニアは続くシングルも切られる。
チョ・ソンビンは右ハイ、ワンツー。ジュニアも踏み込んでワンツー、ローを放つ。チョ・ソンビンが右ストレートを当てると、ジュニアは左フックを入れてテイクダウン狙いへ。しかし、ケージに詰めることはできも倒せず、自ら離れる。チョ・ソンビンの飛びヒザは届かなかったが、観客席から大きな反応が起こる。
右を当てたチョ・ソンビン、ローに続きショートフックを連打で振るうジュニアを首相撲に捉えヒザ蹴りを突き上げる。初回は印象点でチョ・ソンビンが取ったか。
2R、打撃から組みという展開でテイクダウンを取れないジュニアは、勢いをつけて組んでいこうとしたところで右アッパーを被弾する。マウスピースが吹き飛びながら、組み続けたジュニアだが、そのまま崩れパウンドの連打でTKO負けとなった。
ジュニアの思わぬ敗北──チョ・ソンビンの連勝は対戦相手の力不足でなく、彼の実力であったことを示した。