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【ONE FF】アイポークでイエローのゴドイが、カーフとTDのPメイクでリャプノフからスプリット判定勝ち

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ヒカルド・ゴドイ(ブラジル)
Def.2-1
アレクシー・リャプノフ(ロシア)

左ローを蹴ったゴドイ、続いて右ローを蹴る。ゴドイは左ミドル、左ハイ、右ローを蹴るが姿勢を乱して尻もちをつく。立ち上がったゴドイをコーナーに押し込み、後ろ回し蹴りをリャプノフが見せる。ボディストレートのリャプノフが回転系のパンチを打ったゴドイに右カーフを効かる。ゴドイも左を入れると大振りのフックを振り回す。ゴドイはヒジも織り交ぜるもリャプノフがスピニングバックキック、ゴドイはスイッチして左の蹴り、小刻みのステップで挑発を繰り返す。

残り90秒、ジャブ、ワンツーから左を決めたリャプノフが左ボディ―、ゴドイが右を打ち返す。左ボディのゴドイ、右ローからワンツー&ハイというコンビを放つ。カーフ&前蹴りのゴドイ、リャプノフはボディストレートから右フック、ゴドイはスピニングバックエルボー&ハイを繰り出した。リャプノフがワンツーも、ゴドイが右カーフ。ゴドイが初回をリードしたか。

2R、ゴドイが右カーフをまず蹴る。リャプノフはワンツー、左ジャブからスピニングバックキックを繰り出す。キックボクシング戦が続き、ゴドイの右カーフがリャプノフの左足を削っていく。リャプノフは右ボディから左ボディフックを入れるも、カーフを蹴られる。左ミドルのゴドイは、待ちの姿勢でカーフを蹴る。と、アイポークがあったとリャプノフがアピールし試合が中断する。

再開後、左フックをカウンターで狙ったリャプノフは、ゴドイの後ろ回し蹴りをかわして右カーフを蹴り込む。ゴドイの右カーフで、足が流れたリャプノフはワンツーも左足を蹴られ続ける。ボディフック、ストレートも腹に入れたリャプノフは蹴り足を掴んでテイクダウンも、グラウンドには移行しない。立ち上がってカーフのゴドイは、右カーフを連続で蹴りバックエルボーも、攻めきれない感もあるゴドイにリャプノフがスピニングバックフィストを入れてワンツーの右を届かせた。

最終回、ゴドイのカーフにジャブを伸ばすリャプノフ。再びアイポークがあり、試合がストップされる。リスタート後、ジャブ&ワンツー、フックで前に出るリャプノフだが、カーフで前進を止められてしまう。ボディから顔面につなげるリャプノフは、3度目のアイポークでこれまで以上に苦悶の表情を浮かべる。

ゴドイにイエローカードが提示され、試合が再開。パンチをリャプノフがまとめ近い距離で打ち勝つ。ここでゴドイが初めてダブルレッグも、そのまま体重を預けたリャプノフが上を取ってマウントを奪う。ヒジを頭部に打つリャプノフがハイマウントへ、左の連打、ブリッジも潰したリャプノフはマウントを維持する。ハーフに戻したゴドイのギロチンを防いだリャプノフはクローズドガードの中に収められる。

下からエルボーのゴドイ、リャプノフがボディロックで抑える展開で止まってしまう。残り30秒、レフェリーが両者を立たせゴドイがダブルレッグを決め。上からパンチを連打して試合をまとめ──スプリット判定勝ちを手にした。


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