この星の格闘技を追いかける

【LFA149】計量終了 堀内佑馬、痛恨の計量失敗でタイトル奪取は消滅──それでも、勝つしかない!!

【写真】相手は試合を望んだ。ならばぶちのめす対象でしかない。勝って、詫びれば良い(C)LFA

6日(金・現地時間)、コロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催されるLFA149「Bunes vs Horiuchi」の計量が5日(木・同)に行われた。

タイトル名にある通り、同大会のメインでは堀内佑馬がフィリッピ・ブニスとLFAフライ級王座を賭けて戦う予定だったが、計量失敗でブニスが勝った時のみ新王者が誕生とするという変則タイトルマッチに変更された。


MMAPLANETでは計量後に堀内にインタビューを行う予定で、時間も決まっていたが、本人から「体重オーバーでタイトルマッチを戦えなくなってしまいました。このような状態でインタビューを受けることはできません。本当に申し訳ありません」というメッセージが届いていた。

LFAのオフィシャル発表によると、ブニスは125ポンド丁度でクリアー。一方の堀内は126.6ポンドと1ポンドオーバー規約が用いられないタイトル戦を考えると1.6ポンド・オーバーということになる。

Road to UFC初戦敗退から、10月のフアン・プエルタ戦で逆転一本勝ちで得たMMAファイター人生を賭けた一番で、堀内は大きな失態を(いかなる状況だったかは差し置いて)おかしてしまったことになる。勝っても、ほぼUFCへステップアップという目論見が外れる痛恨の計量ミス……インタビューを受けられないという堀内の心情は痛いほど伝わってくる。

とはいえ、ここでUFC行きを諦めるわけにはいかない。計量失敗は事実だ。そして対戦相手は堀内のペナルティ分の報酬を受けて、タイトルマッチに挑む選択をした。タイトルマッチを戦わないという選択をした場合、堀内はブニスに陳謝の気持ちを持ち続けるしかない。

ただし、契約社会のMMA界にあって──ブニスは変則タイトル戦で、その分の報酬儲けて試合を受け入れた。ならば、もうイーブンだ。これ以上、失うモノをなくすために堀内は勝利を挙げることに集中し、躊躇なくブニスを仕留める。それがUFCへの道を閉ざさない唯一の方法だ。

■視聴方法(予定)
1月7日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■LFA149対戦カード

<LFAフライ級王座決定/5分5R>
フィリッピ・ブニス(ブラジル)
堀内佑馬(日本)

<バンタム級/5分3R>
マーカス・マギー(米国)
ルシアノ・ラモス(アルゼンチン)

<ミドル級/5分3R>
エリック・フィンブレス(米国)
トニー・チャールス(米国)

<ライト級/5分3R>
セドリック・カタンバ(コンゴ民主共和国)
アダム・ガルシア(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
プリンセトン・ジャクソン(米国)
クリス・ブラント(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ラウナ・サントス(ブラジル)
ヴァレスカ・ソウザ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ダニール・アドレアニ(ブラジル)
ヤン・テイシェイラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャナイナ・シウバ(ブラジル)
ナイヤラ・エミリ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
エジナルド・ジュニオール(ブラジル)
マルコ・ジニョーリ(ブラジル)

PR
PR

関連記事

Movie