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【Shooto2025#03&04】ニューピア昼夜大会 夜の部で堀内佑馬がライダーHIROと再起戦。リーグ戦も開幕

【写真】2023年に修斗参戦の挨拶をした際の堀内。この時は自身の計量失敗により試合消滅となったが、今大会で約1年8カ月ぶりの再起戦と迎える(C)MMAPLANET

5月18日(日)東京都港区のニューピアホールにて、プロフェッショナル修斗公式戦の昼夜大会=PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3&Vol.4が開催され、夜大会では堀内佑馬が仕切り直しの修斗参戦でライダーHIROと対戦。インフィニティリーグ2025の開幕戦も組まれている。
text by Takumi Nakamura

高校在学時にDEEPでプロデビューし、米国のチーム・オーヤマに所属して、LFA初の日本人選手としてUFCを目指していた堀内。2022年のRoad to UFCフライ級トーナメントでは準々決勝でトップノイ・キウラに惜敗し、翌2023年1月のLFAフライ級王座決定戦、フィリッピ・ブニスとの一戦では計量失敗&初回TKO負け。同年9月の修斗後楽園大会で石井逸人との試合が組まれていたが、自身の計量失敗により試合そのものが消滅となっていた。


この石井戦から約1年8カ月、仕切り直しの修斗参戦となる堀内の対戦相手はライダーHIRO。ZST、パンクラス、Grachanなど国内団体を渡り歩いてきたHIROは2023年から修斗に参戦。昨年は7月と10月にWardogで連勝し、同団体のバンタム級王座にも就いた。

石井戦前のインタビューでは「現実的にやり残していることはLFAフライ級のベルト。あのベルトだけは巻かないと、人生の心残りになる」と語っていた堀内。今回の再起戦が決まると、自身のXで「(試合に)戻って来れたのは自分に関わってくれてるみんなのおかげ。ありがとうございます!あとは勝って言います!」と投稿しており、日本人として前例のないキャリアを積んできた堀内がどんなリスタートを切るか注目したい。

また今年のインフィニティリーグは男子ストロー級・女子スーパーアトム級の2カテゴリーで実施。男子ストロー級では現世界王者の田上こゆると王座を争った旭那拳、30戦以上のキャリアを誇るマッチョ・ザ・バタフライ、世界ランカーの黒部和沙、田口恵大、友利流偉と新鋭からベテランまで様々なキャリアを持つ5選手が揃った。

女子スーパーアトム級には元DEEP JEWELSミクロ級王者の村上彩、元RISE王者でMMAに転向したerika、今大会からスーパーアトム級に階級を下げる高本千代、関西勢の嶋屋澪と片山智絵がエントリーし、開幕戦から村上×erikaの注目のカードが実現する。

■Shooto2025#04決定カード

<修斗世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]新井丈(日本)
[暫定王者]関口祐冬(日本)

<フライ級/5分3R>
シモンスズキ(日本)
杉本静弥(日本)

<バンタム級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
ライダーHIRO(日本)

<インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級/5分2R>
村上 彩(日本)
erika(日本)

<67キロ契約/5分2R>
ヨシ・イノウエ(日本)
井上翔太(日本)

■Shooto2025#03決定カード

<修斗世界ウェルター級暫定王座決定戦/5分5R>
墨吉涼太(日本)
住村竜市朗(日本)

<ウェルター級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
アレクシス・カンポス(ベネズエラ)

<フライ級/5分3R>
中池武寛(日本)
岡田嵐士(日本)

<インフィニティリーグ2025ストロー級/5分2R>
黒部和沙(日本)
友利琉偉(日本)

<インフィニティリーグ2025ストロー級/5分2R>
旭那 拳(日本)
田口恵大(日本)

<ストロー級/5分2R>
牧ヶ谷 篤(日本)
友利幸汰(日本)

<2025年度新人王決定トーナメントバンタム級一回戦/5分2R>
瀬戸口怜久(日本)
塚本竜馬(日本)

<フライ級/5分2R>
恐山陸奥太郎(日本)
輝龍(日本)

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