【Shooto2023#01】アマ修斗優勝から9年2カ月、山本琢也が山本健斗デリカット戦でプロ修斗デビュー
【写真】望むはより高い頻度で実戦を経験すること。そんな山本琢也が修斗初陣へ(C)MMAPLANET
20日(火)、サステインより2023年度のプロ修斗公式戦第一弾=Shooto2023#01の対戦カードが発表されている。
2022年度新人王戦決勝5試合、ブラジルからロイベ・オリベイラ・ネイトの参戦と同時に明らかとなったのが、山本琢也のプロ公式戦初出場だ。
元Grachanライト級&フェザー級王者の山本は2013年の全日本アマ修斗ウェルター級を制しており、当然のようにもプロ昇格を果たしていた。翌2014年4月に新人王Tの須藤大戦でプロデビューも決まっていたが欠場し、その後はグラチャンで戦績を年に1、2度のペースで積んできた。
格闘技よりも家庭第一の山本だが、その潜在能力の高さを誰もが認めるところだった。長岡弘樹、岸本泰昭、鍵山雄介という実力どころを下し、ようやく本腰を入れたと思われた山本は昨年10月にRIZIN参戦も、白川陸斗に敗れる。
ポテンシャルのみで戦ってきた山本がぶつかった壁。あの敗北から1年を経て修斗で仕切り直しを決めた山本の相手は、山本健斗デリカットだ。そう奇しくも山本と同様にグラチャンのライト&フェザー級王者から2019年1月に修斗に参戦した坂本洋平を迎え撃ったファイターと戦うことになる。山本とは対照的に、追い込み過ぎで試合に出る体を壊してしまうファイター=阪本は、デリカットを初回TKOで勝利いている。9年2カ月を経てプロ修斗初陣に挑む山本が、デリカットを相手にこの間の成長を如何に見せることができるか。デリカットもまた河名マスト、飯田健夫に連敗中で後がない状態で山本を迎え撃つことになる。
そして新人王T決勝Dayに、準決勝ではドローながら得票数の差でバンタム級ファイナル進出を逃した齋藤奨司が、12月の闘裸男で神田T800周一に敗れた野尻定由と戦うことも明らかとなっている。