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【UFC ESPN42】マテウス・ニコラウ、柔術封印でもマット・シュネルからパンチでKO勝ち

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
Def.2R1分44秒by KO
マット・シュネル(米国)

ジャブを伸ばして前に出るシュネル。ニコラウは左右に回り、右ハイをかわす。シュネルの右ローにニコラウが右を合わせようとする。ニコラウの右ローには、シュネルがショートのワンツーを狙う。左フックを当てたシュネル、回って間合いを取るニコラウは右ミドルを蹴られる。ニコラウは右ローを入れ、左フックを伸ばす。接触の少ない試合は、ニコラウのステップインしながらの左フックでシュネルがダウン。パウンドを入れたニコラウは、スクランブルでサブミッションを狙わず、スタンドに戻って打撃戦を要求した。

しかし、仕留めにはかからず序盤と同じく足使って回るニコラウ。千載一遇のチャンスを逃したような気がしないでもないが、確実に初回を取りエネルギーを消費しないという判断だったのだろうか。

2R、シュネルは左フックで前に出て、右ストレートを伸ばす。ニコラウは変わらず回り、左を当てるとそのまま押し倒して、ダウンのようなテイクダウンを奪う。シュネルのガードの中に収まったニコラウは、ここもガードが開くとスタンドに戻る。と、シュネルのステップインに左のカウンターを当てたニコラウは、左に回りに追いかけきたとこで右フックを打ち込む。この1発でシュネルは前方に崩れ、サイドバックからの左パウンドの連打で勝負を決めた。

「ここで世界チャンピオンになることがゴールだと、皆がまだ分かっていない。これでUFCで7勝目だ。彼は喧嘩ファイトが好きなことが分かっていたから、我慢してその時が来るのを待っていたんだ。ファンはすぐに終わる試合が好きだけど、時にはスマートに戦わないといけないことがあることを分かってほしい」と勝者は話した。


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