【ONE FN05】暫定ヘビー級王者マレキン、右ボディ&右ストレートでデリダーを沈めてLH級でも戴冠
【写真】二冠王者デリダーを下したマレキンも二冠王者に(C)MMAPLANET
<ONE世界ライトヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
アナトリー・マレキン(ロシア)
Def.1R4分35秒 by KO
ライニア・デリダー(オランダ)
いきなりデリダーが右前蹴りを突き刺した。組みついたマレキンに対し、投げを打つもディフェンスされる。マレキンの右がヒットして下がるデリダー。しかしケージ中央に戻るとダブルレッグで組みつき、マレキンをケージに押し込んだ。
態勢を入れ替え、左腕を差し上げてデリダーを押し込むマレキン。しかしデリダーはケージから離れ、払い腰を狙っていく。そのデリダーに右を当てるマレキンは、デリダーの細かいパンチを受けながら右アッパーを突き上げる。グラついたデリダーがダブルレッグで飛び込んだが、マレキンがそれを振り払い、右のパウンドを落とした。
デリダーがマットに背中を着けていると、レフェリーがスタンドを促してブレイク。パンチで相手を追い詰めるマレキンは、右ボディで相手の動きを止め、右ストレートでアゴを跳ね上げる。左フックから右ボディを突き刺し、組んでくるデリダーを右ボディで突き放す。
さらにケージ際で右ボディストレートを当てるマリューヒン。耐えるデリダー。右に回るデリダーの動きを止め、右ショートでダウンを奪ったマリューヒンが、デリダーに右の鉄槌を浴びせるとレフェリーがストップした。
ケージを降りてチャトリCEOのもとへ向かうマレキン。ケージに戻り、さらに喜びを爆発させた。暫定ヘビー級王者のマリューヒンが、ライトヘビー級でもベルトを獲得して二冠王となった。