【Shooto2022#07】TDで上回る澤田が小生をドミネイト。インフィニティ優勝&初代女子世界アトム級王者に
【写真】新王者の澤田が修斗女子世界のベルトとインフィニティ優勝ベルトとともに(C)MMAPLANET
<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
澤田千優(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17.
小生由紀(日本)
サウスポーの澤田に対し、小生は距離を詰めた。澤田のテイクダウンに合わせて小生が右ハイを相手の顔面に当てるも、そのまま押し込まれてグラウンドへ。ハーフガードの小生を抑え込んだ澤田は、相手の頭をケージに向ける。
小生の顔面を抑えて、左ヒジを落とす澤田。小生がスイープを狙い、潰されるも下からの三角に切り替えた。頭を抜いた澤田が立ち上がる。小生も立ち上がったが、澤田が組みついて首投げでテイクダウンを奪う。
袈裟からサイドに回った澤田に対し、小生が体を反転する。澤田は小生の右腕をアメリカ-ナに捕えつつ、トップに戻った。立ち上がる両者。スタンドの打ち合いで、澤田の右ストレートが当たる。
さらに前へ出て来た小生にボディロックで組みつき、グラウンドに持ち込む。ハーフガードの小生をに右のパンチとエルボーを落として初回を終えた。
最終回、小生の右ミドルをキャッチした澤田が、そのまま小生に背中を着かせる。しかし澤田はグラウンドに行かず、背中を着けた小生にローを浴びせる。小生の蹴り上げでバランスを崩した澤田、しかし立ち上がった小生に組みついて、今度はしっかりとグラウンドに持ち込んだ。
ハーフガードの小生は下から潜っていくも、相手の顔面を押して引きはがし、右パウンドを連打する澤田。小生は下から澤田の左足を取ったが、足を抜いた澤田がサイドに回る。さらに袈裟から相手の左腕を抑え、パウンドを連打する澤田。ハーフに戻した小生の顔面にエルボーを落とす。澤田の動きに合わせて足を上げた小生、澤田は立ち上がり、シッティングガードのローを浴びせる。立ち上がる小生。しかし右ミドルをキャッチされ、グラウンドに持ち込まれた。
澤田はマウントに移行し、パンチとヒジを浴びせながらバックマウントへ。再び仰向けになった小生に対し、澤田はマウントから腕十字を狙ったが、ここは極まらなかった。
裁定はジャッジ3者とも、2ラウンド戦で3ポイント差をつけて澤田が勝利。
MMA4戦目で初代女子世界アトム級王者となった澤田は、「まだまだ足りないことばかりなので、これからも精進します。兄も獲れなかったベルトを巻いて嬉しいです。もっと認めてもらえるように頑張ります」と語った。