【ONE FN33】1.4キロオーバーのアラゴンとキャッチウェイト戦。澤田が下から腕十字を極めて再起果たす
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
澤田千優(日本)
Def.1R3分52秒 by 腕十字
マカレナ・アラゴン(アルゼンチン)
アラゴンは1回目のハイドレーションテストと計量をクリアできず。再計量時にハイドレーションはクリアしたものの、体重は1.4キロオーバーで、澤田サイドはキャッチウェイトでの試合に合意した。
試合が始まると、サウスポーの澤田が右に回る。アラゴンは左ロー。澤田が左ストレート、右フックを当てて距離を取る。出入りの多い澤田が組みつくも、アラゴンが左腕を差し上げて切り返し、澤田に尻もちを着かせた。
すぐに立ち上がった澤田は、ロープに押し込まれると引き込む。下から足を上げていく澤田はクローズドガードに。澤田の頭部がロープの外に出たため、リング中で再開される。再開直後、立ち上がったアラゴンは、背中を着けたままの澤田の足を蹴っていく。すると澤田がアラゴンの左足に両足を絡ませるも、スイープには至らず。アラゴンが右パウンドを落とす。澤田のボトムからのアタックを嫌がったアラゴンが離れた。
立ち上がると澤田のパンチが当たる。澤田の左前蹴りをキャッチしたアラゴンがグラウンドに持ち込む。澤田が蹴りは話してスタンドに戻った。左前蹴り、左ミドル、左ストレートで攻め立てる澤田。しかし左一辺倒になり、アラゴンがパンチをかわして組みついた。澤田に背中を着かせたアラゴンは、上から左パウンドとヒジを落としていく。
すると澤田がアラゴンの右腕を取り、うつ伏せになって十字で伸ばす。アラゴンがうつ伏せになっていたため気づけなかったか、澤田がレフェリーに、アラゴンがタップしていることを伝えて試合は止められた。