この星の格闘技を追いかける

【RIZIN LANDMARK04】ランドマークが初ケージ大会。武の理を学ぶ平本蓮が、弥益ドミネーター戦へ

【写真】基本稽古から平本が何を得ているのか、非常に気になるところだ(C)MMAPLANET

昨日25日(日)、RIZIN FFより11月6日(日)に名古屋市中区のドルフィンズアリーナで「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」の開催と、同大会で弥益ドミネーター聡志✖平本蓮のフェザー級マッチが組まれることが発表された。

今大会はRIZIN LANDMARKとして初のケージ使用大会となる。今年3月のLANDMARK出場時にも平本はケージでのファイトを要望していたが、ついに国内いやキャリア初の金網での実戦を戦うことになった。


対戦相手の弥益、すっかりRIZINに欠かせない存在となったファイターにとっても、今回の試合は2年2カ月ぶりのケージMMAとなる。

キャリア4戦目、戦績1勝2敗の平本は以前から弥益戦を熱望していたが、元DEEPフェザー級王者は現DEEP&RIZIN二冠王者である牛久絢太郎に敗れてベルトを失ったとはいえ、勝つチャンスも十分にあった実力者。平本にとっては過去最強の相手になることは間違いない。

シャッフル打撃&確かなケージグラップリングの強さを持つ弥益に対し、平本がどれだけ熱望した金網でMMAファイターとして完成度が上がったことを証明できるのか。と同時にMMAだからMMAを戦うという思考でなく、持ち味の打撃を最大限に生かすスタイルに移行した平本は現在、剛毅會空手の岩﨑達也氏に武術空手の指導を受けている。

今年の4月に一度、平本は松嶋こよみとT-GRIPの剛毅會プロ練で手合わせをしたのをきっかけに、GENに岩﨑達也氏を招き、その格闘論に興味を持った。

岩﨑氏によると「平本君は素直。そして考えて、武術の理をMMAに生かそうとしています。と同時に素直過ぎて、空手により過ぎることもあるので、週によってキック寄りの日、空手寄りの日というふうに稽古をしている」とのこと。

実際に移動稽古を立ち合いに生かすために活用し、基本稽古も行う姿がFight Club渋谷で確認されている。果たして、あの平本のMMAの完成に武術の理がどう生かさせるのか──という楽しみもあるが、それを確認するには厳しすぎる弥益とのマッチアップといえる。

PR
PR

関連記事

Movie